スタッフこぼれ話

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安藤雅信さんの本

生活は個人個人が持つことのできる小さな世界です。そんな生活に美意識をもってものづくりを考える「生活工芸」の作家。そのひとりである陶作家・安藤雅信さんの著書が11月に発売され、すぐに本屋へ。

作家のつくるモノが日常にある、という方にはぜひ手にとってもらいたい、読みごたえのある内容でした。

▲「どっちつかずのものつくり」(河出書房新社)

日常でふと、日本の貧しさの中に閉じ込められているような気持ちになることがあるのですが、村上隆さんとの対談でまさしくそんな話が。はっとすることがいくつもあり、私のいる世界がどれだけ限定的なのかを感じました。

とはいえ、その世界はとても居心地が良いのです。それがいいのか悪いのか、これから何かを大きく変えることは今できそうにないのですが…自分のいる場所を認識することは大事だな、と思いました。

▲家でつかっている、安藤雅信さんのうつわ。どちらも名古屋で