スタッフこぼれ話

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幸せな仕事

気付けば20代はとっくに終わっていて、30代も半ば。同世代の友人たちと比べても仕事に時間も気持ちも使ってきたけど、ふと「何で働いているんだっけ?」と思うことがあります。

そういう時に見返す、昔から尊敬している女性のインタビュー記事があって、その中にこんな言葉があります。

“「幸せな仕事=自分らしさの発揮」とは限らない”

私は、ずいぶんとこの言葉に救われました。ここ最近、働き方の部分で「私らしい」ことが良いことという風潮が強い気がしますが、何となく負担を感じたし、しっくりこなかったんです。

私の趣味に、私以外の誰かが付き合う必要はないんです。 誰かがいいと言ってくれて、大げさに言うと社会に役に立って、初めて意味を持つんじゃないかなって。

ただ、その誰かの喜びが自分の喜びにつながる時と、そうでない時がありますよね。例え小さな出来事の繰り返しでも、そこが重なることが多い日々を送れていたら、それって幸せなことで。働く理由につながるんだと思います。

▲お客さまはもちろんですが、仕事相手が喜んでくれるのも嬉しいことのひとつ。「またやりましょう」と言ってもらえて、2回目のお付き合いになるとじんわり嬉しくなります(写真は来週17日からはじまるフライパン受注会。2年ぶりの登場です!)

何故こんなことを書いたかというと、先月実施したLINEお友だちキャンペーンの応募フォームのご意見欄に書いてある、みなさまからのコメントを読んだから。

ああ、喜んでもらえているんだな、それって嬉しいなって素直に思えたんです。

自分が楽しみつつ、誰かが喜んでくれることをやる。今はそれが出来ているので、よしとしようと思います。