エンベロープで働いていると、洋服やホームリネン、食べもの…と自分自身が好きだなと思えるもので溢れているので、物欲が刺激される毎日。常に頭の中の欲しいものリストはパンパンで、個人的なお買いものも自分たちのお店ですることが多いです。

けれど、最近家にいる時間が増えたこともあって、以前よりいろんなオンラインショップをまわるように。仕事のリサーチとして…というよりは、ときめきや癒しを求めるような純粋な気持ちで見る時間が増えました。

そうして、久しぶりに自分たちのお店以外のオンラインショップでお買いものをしてみました。買ったのは、シンプルでスポーティーなサンダル。ちょっとそこまで歩いて買いものをするときに履きたいな、という今の気分にぴったりでした。

この久しぶりのお買いものを通して感じたのは、届くメール、丁寧な梱包、手書きのメッセージカードなど細部から伝わる、お店のオーナー兼バイヤーさんの心遣い。しっかり感じ取れて、ふわっと嬉しい気持ちになりました。

こういう気分の高まりって、“そのアイテム自体の価値”と“届くまでの体験”の掛け算でできているんだな…なんて当たり前のことを改めて実感。特に後者については、私たちはまだまだできることがありそうです。

まだまだ落ち着かない日々が続きますが、そんな時だからこそ「ここでお買いものしてよかった」と思ってもらえる体験を届けなきゃ。少しずつ取り組んでいこうと思います。