スタッフこぼれ話

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手描きのよさ

今月16日からはじまったエンベロープのクリスマス。贈りもののページはもうご覧いただけたでしょうか。

今年のクリスマスも、ラッピングに使用するタグのイラストを担当しました。今回の主役は水彩画の松ぼっくりです。

▲学生時代の画材をかき集めて。パレットが見つからずプラスチック容器で代用……

絵の具をつかって絵を描くのは久しぶりで、色を混ぜるだけでもとっても楽しい。子供が拾ってきた松ぼっくりを観察しながら鉛筆で下絵を描き、絵の具を混ぜて色をつくって、筆を走らせて……。始終瑞々しい気持ちで作業することができました。

私はデジタルでお絵描きするのも好きで、最近は手間の少なさからついついタブレット端末を手に取ってしまうことが多かったのですが、久々の水彩画では絵を描くことが楽しいという気持ちが自然と沸き上がりました。

画材や紙や水を手で触って五感で感じるって本当に大事。とても贅沢な時間を過ごしたなと感じました。

▲完成したラッピングはこちら。ぜひご利用くださいね

最近デジタルでの作品づくりを始めた友人が、まるで本物の鉛筆や絵の具のような表現ができることに驚きながら「手描きのよさってなくなってしまうのかな……」とつぶやいていました。

私としては、いくらデジタルが魅力的になろうとも、手描きのよさはなくならない思うんです。どちらもそれぞれ魅力があって、どちらかが伸びたらどちらかが減るものではないなと。今回の制作でそう感じたのでした。