スタッフこぼれ話

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長く愛用できるものを

金曜日から「エンベロープの寝具店」がスタートしました。天然素材を軸に心地よい睡眠に役立つ品々をご紹介するお店です。お時間があるときにぜひ覗いていただけたら幸いです。

5月末、新しいブランドとして取り扱うISHITAYAの田中陽雫美さんに、天然素材に対する視点を教えてもらうために話を聞きました。インタビュー記事はこちら

▲無垢材がふんだんに使われた ISHITAYAの本店

お会いすると30代の私よりもはるかに元気な方で好奇心旺盛。何度かお会いする機会のあったスタッフとは「今日もISHITAYAの田中社長はお元気でした」「やっぱりそうでしたか」と、話していたほど。

テレビの中の人や作家に対して快活な方だな…とは感じませんが、実際に接する機会のあるまわりの先輩方には思うような気がします。年齢で負けない!と思うほどのバイタリティを感じました。

取材の終盤、寝具店を営む中で日々感じていることをうかがうと、マットレス処分の話に。

東京のある一つの区だけで、処分されるために持ち込まれる量が毎日400本近くあるそうで、スプリングのマットレスの中を裂いてスプリング、中に埋まっているウレタン、わた、側地を分別するのに、人の手で処理できるのは1日270本。どんどん積みあがっていくんです、とおっしゃっていました。

「手軽に買ってダメになったら捨てる時代ではない」という言葉とともに、あとからじわじわと思い返し、視点が変わっていく自分がいる気がします。できることとして、ものを長く愛用していきたい、と思いました。