スタッフこぼれ話

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色んな考えに触れること

来週、久しぶりにパリから一時帰国している友人に会います。どんな話が聞けるかな、あの愛らしいパリの日常生活が聞きたいな、とわくわくしています。

▲手土産には刺繍好きの彼女にリパリの生地、クロスステッチしてもかわいいコンフィチュールミニ、おいしいパンケーキミックスを

今は東京の私が住む街でもたくさんの言語を耳にするし、大変な時代を経て世界はまた自由に行き来できるようになっているんだな、と感じる毎日。

先日は、イタリア旅行に行った知り合いに会いました。その人は海外暮らしの経験が多かったけれどここ5年ほどは日本に住んでいて、久しぶりの海外だったそう。

食事の豊かさや日常にあふれる美しい建築物のことなど、いろいろな話を聞きましたが「行くまで気づかなかったけれど、いつのまにか自分が日本の空気やいわゆる日本の『普通』に流されていたんだな、と感じた」と話していて。

思い返せば、パリはバスを待つのも電車を待つのも誰も列なんてつくらない、見ず知らずの人に対して思いを伝えることをためらわない、全体的にそんなゆるくて人間らしさが漂う街だったなぁと。今の自分にそんなおおらかさはあるのだろうか……友達に会う前からすでに考えさせられています。

▲いつかの秋のパリ

たとえ日本の「普通」とは違っても、いろいろな考えに触れ、素敵だなと思うところは取り入れて生きたいものです。きっと彼女と会った後にはまた考え方が変わっている気がします。