スタッフこぼれ話

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父の趣味の話

わたしの父は園芸が趣味で、ここ数年は自ら温室を手づくりするほど熱心に植物を育てています。

いちばん熱をあげているのがサボテン。愛らしい形にするどい棘。ふわふわの毛を纏った蕾。そして一日で萎れてしまう儚い花。言わずもがなユニークな植物です。

▲ある日の温室の様子。色々な種類があるようです
▲棘のない、お饅頭みたいなサボテンもありました

健気に育つ姿と、手間がかかって一筋縄ではいかないところが楽しいのだそう。

大差なく見える植物の葉も「水彩画のような柄が素敵でしょう」とか「ビロードみたいな質感が上品でしょう」と、話しを聞いていると美術鑑賞をしているみたい。

▲こちらは山野草の葉。水彩画で描いたような模様が入っています

昔からアナログが好きでデジタルが苦手な父ですが、コロナ禍の間にすっかりタブレットを使いこなすようになりました。動画で情報収集したり、植物たちの成長ぶりを写真に撮っては眺めご満悦です。

来週は父の日。今年は趣味を応援する気持ちで、温室に置く湿温度計をプレゼントすることにしました。

好きなことに夢中になれるって幸せだし羨ましい!わたしもそうでありたいなと思います。

▲鮮やかなサボテンの花