スタッフこぼれ話

ちょっとしたできごと、のんびり配信

さよなら、サイバーショット

旅のお供にしていたSONYのカメラ、サイバーショットが壊れました。撮った写真にシマシマの線が入るようになって「もう撮れないよ」とのこと。

このこぼれ話で書こうと思っていた山本理顕による横須賀美術館の建築も、その眼下に広がる海の景色も水平線も、見るに耐えられないほどシマシマ。建築は線の美学なので、写真の力量がない私でもシマシマを載せるのは憚られます。

▲愛用していた私のサイバーショット

ものっていつか壊れるのですよね。いきなりやってくるその日、当たり前の存在になっていたことを後悔させられます。今年が始まった頃、サイバーショットを紛失し、大騒ぎしてみつかって安堵したのは何かの知らせだったのかもしれません。

私のサイバーショットが現役だった頃の思い出のいくつか。

▲一人旅の車窓で
▲小淵沢でみつけた風景
▲建築家、磯崎新の代表作「北九州市立中央図書館」

タバコケースのように軽くて、使う人を選ばないカメラでした。

人物の写真はここにはありませんが、友人や家族と撮影した写真も。「写真は記憶になるから、できるだけ撮っておいたほうがいいんだよ」と話す、知人の言葉が浮かんできました。