スタッフこぼれ話

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再び湖の町へ

夏に電車旅で訪れた滋賀県・琵琶湖の湖北。その時の「次はこの景色の向こう側へ」の思いのままに、湖東へ行ってきました。

古い町並みが楽しめる近江八幡。その昔、商いで栄えたこの町は立派な白壁土蔵の商家が並んでいます。

▲立派な松がそこかしこに。朝ドラや時代劇の世界に迷い込んだような風景

歩いていると、暖簾に書かれた大きな「麻」の文字を発見。そうだ、近江は麻が盛んな町。

近江の麻の歴史を調べてみるとかなり古く、室町時代まで遡るそうです。湖と山に挟まれたこの環境が高品質な麻の布をつくり、産業が発展したのだとか。

学生時代は歴史が大の苦手科目でしたが、こうして受け継がれてきたものには感動を覚えるし、その背景が知りたくなります。子供の頃そんな風に思えていたら歴史の勉強に夢中になれたでしょうか。

▲明治時代に日本の大工さんが建てた学校。洋館風なのに瓦屋根がなんともかっこいい

向こうに見えるのは八幡山。ロープウェイに乗って琵琶湖を見下ろしたかったけれど、行楽シーズンでとても混雑していたので断念。

古い町並みと色づき始めた木の葉にたくさんのパワーをもらって、今年の残り2か月も元気に過ごせそうです。