世界各国の帆船がルーアン港に集結する祭典、「l’armada(アルマダ)」が開催されています。
 

▲通りには参加国のフラッグやガーランドが飾られています

伝説の帆船や大型演習船など50隻がセーヌ川沿いにずらりと停泊しており、
桟橋で美しい船を間近で見ることができます。

▲フードの出店や体験型スポットなどもあり賑やか

1989年に始まったこのお祭りは5年に一度(今回は6年ぶり)催されてきましたが、
毎回街中が華やかな歓迎モード。

道端で制服姿の水兵さんとすれ違うこともあり、
なんだか違う場所に来たような気分です。
 
期間中の10日間は毎晩花火が上がり、
乗組員による行進やコンサートなどが開かれます。
 
私も待ちわびたお祭りですが、なんといっても船内を見学できることが
一番の楽しみです。どの船も無料で開放されています。

▲オランダの海洋学校の船 Wylde Swan号に乗りました

甲板だけでなくお部屋を見せてくれる船もあって、
限られた空間を工夫して生活している様子が垣間見れて面白いです。
ちょうどお昼時でランチの準備をされていました。
 
人のご飯を覗くのも悪いかなと思ったのですが、
乗組員たちが普段どんな食事をしているのか、
ちょっとだけ見せていただきました。

▲食器にはマークが入っていて可愛かったです

オランダのこちらの船では大抵いつもハムやチーズの加工食品とパン、
スープ(この日はトマト)、デザートに果物を食べるそうです。
軽めのランチメニューはフランス人とよく似ていますが、
チーズやパンの種類がちょっと違っていました。
 
同じ頃メキシコの船からはスパイシーな香りがしていて、
帆船もさる事ながら各国のご飯事情に興味津々でした。
 
 
6月の楽しみはこのお祭りの他にもうひとつ、フラックスの開花もあります。
まだ気温がそんなに高くなくお天気のすぐれない日も多いのですが、
日照状況によってあと1〜2週間後ほどで咲きそうです。

ソリアノ
http://laviedenyo.blogspot.com/