フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
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2019.8.19
▲工房の目印もパニエ
▲柳畑。8月中旬のこの日、すでに2m80cmほどになったそう
収穫は冬に行われますが、柳株を残してカットし水に浸けて春を待ちます。
残した柳株からは次のために挿し木をして増やします。
▲収穫した年や種類によって分別してストックしていました
▲春に使う葉っぱや皮を剥ぐ機械。100年前のものですが現役です
色を活かす場合は皮を剥がずに編むそうです。
▲種類によって樹皮の色に違いが。奥の白っぽいものは皮を剥いだもの
▲貝拾い用は少し細長く小脇に抱えやすい形。柳のパニエはプラスチックなどに入れておくより海産物が長持ちするそう