フランスルーアンの街で服づくりをするデザイナー、
ソリアノ綾佳さんからのお便りをご紹介します。
ルーアンは、パリから電車で1時間ほどの場所にある街。
この街でソリアノさんは自身の目で選んだリネンで服を仕立て、
年に一度リリース。エンベロープでもその作品をご紹介しています。
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2017.1.06
初春のお喜びを申し上げます。
皆様にご多幸がありますように。
2017年の干支は酉。
ニワトリはフランス人にとって大変愛着のある動物です。
サッカーやラグビーの代表選手たちも、雄鶏マークの入ったユニフォームを着ています。
気高く勇敢で多産という気質が雄鶏に合致していることから、
フランス人を例える際によく用いられます。
確かに、自信ありげに堂々と歩く様はそっくりです。
大きな声では言えないけれど、ちょっと傲慢なところも似てます…
ラテン語の ”ゴロワ” という言葉はフランス人の祖先のことですが、
同じく雄鶏という意味もあるそうで、これがニワトリがフランスのシンボルになった
起源だと言われています。
気にしてみると、生活の中に様々なニワトリたちを見つけることができました。
どれも姿勢がよくて格好いいです。
背が低いのに加え、猫背気味の自分がなんだか情けなく感じました。
よし、今年はニワトリ目指して胸張っていくぞ!と決意した新年です。
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ENYO ソリアノ綾佳