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18.03.26

《SHOP訪問》熊本のFLAVÉDO、柑橘の香りに包まれて

エンベロープにいつも美味しいジャムを届けてくれる、熊本のFLAVÉDO。スタッフあまのがお店に足を運び、ジャム・パフェづくりを見せてもらいました。

■熊本の繁華街にひっそりと。フルーツパフェが人気のFLAVÉDO

はじめて熊本県に足を運んだスタッフあまの。東京から飛行機・バスに乗り、3時間ちょっとで熊本の中心地に到着しました。

熊本の繁華街はとてもコンパクト。端から端まで、路面電車や徒歩で十分に回ることができます。

特に、市電・水道町駅のまわりには、古道具の喫茶店、欧風カレーが有名な昔ながらの洋食店、ビルの2階にひっそりとある本屋、お洒落なコーヒーカウンター、ワインと料理が美味しいビストロ…と、小さくて個性的なお店がぎゅっと集まっていました。

そんな水道町駅から徒歩5分のところに、わたしたちのお店FLAVÉDOがあります。陽の当たる広々とした店内は、人通りの多い立地にも関わらず、爽やかで落ち着いた雰囲気が保たれています。

熊本の採れたてフルーツを使ったパフェを食べに、いつもお客様でいっぱい…そう聞いて、スタッフあまのはオープン前に、FLAVÉDOのお仕事をのぞいてみることにしました。

■オープン前のFLAVÉDO、丹精こめたジャムづくり

10時頃からキッチンで働くFLAVÉDOのスタッフ。12時のカフェオープンに向けた準備と、エンベロープオンラインショップの元に届くジャムをつくっていました。

この日は「スイートスプリング」という柑橘を使ったジャムの仕上げ中。福岡「クレアパ」の田中博子さんからジャムづくりを学んだスタッフが、懸命に鍋と向き合っています。

フルーツの美味しさを最大限に活かすには、タイミングが大事。スタッフの目と心がきちんと行き届くよう小さな銅鍋でつくっているため、1度に15個しかできません。

フルーツを切るところからパッケージを付けるまで、全ての工程が手作業。「こうみえて意外と重労働なんです」と言いながら、朝からテキパキ、阿吽の呼吸で次々とジャムをつくり出します。

こうして完成する、丹精のこもったフレッシュなジャム。松本の三谷龍二さんのお店「10cm」、京都のカフェ「FACTORY CAFE工船」、ブライダルの引き出物…と、現在さまざまなところで使っていただいています。

その一部は、エンベロープオンラインショップに。毎回少量の入荷なので、あっという間に売切れてしまうことも…。季節でフルーツがどんどん変わるので、気になったら早めに購入されるのがおすすめです。

■完熟フルーツに囲まれて、パフェの準備

ジャムづくりの一方で、人気カフェメニューのパフェを準備していました。

熊本いちごをカットしたり、黄色く大きな柑橘「晩白柚」を食べやすく剥いたり…パフェの顔となる完熟フルーツを、丁寧にこしらえます。

もちろんパフェの中身も、全てが手作り。アイスの仕込みもばっちりです。

いちごアイスはそのまま口に運びたくなるほどきれいな色。まじめに準備するスタッフの中で、私は何度も誘惑に負けそうになりました。

キッチンの端からは芳醇な香りが。リッチでクリーミーなジャージー牛乳「山のいぶき」を使ってジャスミンミルクティーを煮出しているところでした。こちらもアイスに変身させて、パフェの一部として贅沢に使います。

■12時、いよいよオープン。私もパフェを頼みました

キッチンをきれいに整えたところでぴったり12時。オープンと同時に、お客様が続々と店内へ入ってきます。まだ始めて1年ちょっとのお店だけど、FLAVÉDOのこと、きちんと知ってもらえているんだな、と嬉しい気持ちに。

皆さん次々とフルーツパフェを注文しています。フルーツジャムサンド、プリンアラモードも捨てがたいけど…私もやっぱり、フルーツパフェを頼むことにしました。

選んだのは「熊本のかんきつパフェ」。こんもり盛られた柑橘の下には、先程キッチンでつくっていたジャスミンミルクティーアイスや、スイートスプリングのジャムが。本当に全てが手作りなんだ!と実感しました。

晩白柚、金柑、はっさく、デコポン…はじけそうなくらいぷりっとした実が、つやつやと輝いています。良いものを贅沢に使ったパフェは、最後までもたれず、すっきりと食べ切れました。

パフェは、フルーツの完熟時期によって内容が変わり、つぎつぎと新しい味が登場します。FLAVÉDOのFacebookInstagramでお知らせしていますので、ぜひチェックしてくださいね。

■熊本在住の方にも、旅行の方にも。すぐ近くにFLAVÉDOがあります

熊本の中心地、ふらっと立ち寄るのにぴったりの場所にあるFLAVÉDO。店内には、持ち帰りできるジャムや、内容が変わるイベントスペースがあります。

イベントスペースでは、4月1日(日)まで、二子玉川にあるうつわのお店「KOHORO」によるポップアップショップがオープンしています。

井山三希子さんとコホロがつくった新しい器・aimaシリーズがずらり。他にも、木工家・井藤昌志さんのお盆や、KOHOROオリジナルの日本茶など取り揃えています。

熊本にお住まいの方も、お休みに旅行で熊本を訪れた方も。ぜひFLAVÉDOに足を運んでみてくださいね。

 

FLAVÉDO(FacebookInstagram
熊本市中央区水道町4-2 T-Brio B1
熊本市電 水道町駅・通町筋駅から徒歩5分。
コンビニエンスストアと郵便局に挟まれた上乃裏通りを直進。
すぐ右手に見える地下への階段がある建物の地下1階です。
カフェ:096-327-8444
営業時間:12:00~19:00(ラストオーダー18:30)
定休日:火曜日

カテゴリ:フラベド, SHOP訪問

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