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vol.13 幻の地大豆を継承、津久井在来大豆で食品をつくる豊国屋
ものの先をたどると、そこにはつくる人がいます。
「木曜日のエッセイ」はものをつくる人とみなさまをつなぐ、おたより。
エンベロープでご紹介している作家やブランドに焦点をあて、スタッフが思い入れとともにご紹介します。
第13回目は神奈川の「幻の大豆」で食品を手掛ける豊国屋です。
神奈川県で絶滅しそうな大豆を守ろうという取り組みがあることを知り、お声がけしたのが豊国屋さん。
本業は酒屋さんなのですが、地元で古くからつくられている津久井在来大豆のおいしさにほれ込み、店主の岡本政広さん自ら畑を耕し大豆を育てながら、食品づくりをしています。
大豆って私たちの食卓に欠かせないものですよね。豆としてはもちろん、味噌や醤油、納豆、豆腐、豆乳、きなこなど本当にお世話になっています。
現在はそのほとんどが輸入でまかなわれていて、国産はほんのわずか。でも昔は津久井在来大豆のようなユニークな地豆が沢山あって、それが廃れていくのはもったいないなと感じます。
これからも津久井在来大豆がつくりつづけられたら。本当に小さな力添えだとは思いますがみなさんに知ってもらえるきっかけづくりができたらうれしく思います。
(エンベロープスタッフわたなべ)
おいしいつくり手
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カテゴリ:木曜日のエッセイ, エンベロープフードホール
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