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20.05.29
【かご特集】バスケットを持って、ちょっとそこまで
頬をなでる初夏の風。日傘とかごを持って外に出たら、近所への買い物もなんだか特別な気持ちになれる気がします。ただいま開催中の「エンベロープのかご展」より、ちょっとそこまでのお出かけにぴったりなバスケットをご紹介します。
■いつもの買い物や、近所へのお出かけに
●Cane Basket
ベレー帽みたいな蓋をかぶったポルトガル生まれの「Cane Basket」。愛らしいその姿は、取れたての卵や魚、フルーツを入れて運ぶために考えられたもの。昔ながらの暮らしのかごです。
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大きなアーチを描く持ち手は、肘掛けにもできます。歩く速度に合わせて、かごもぷらんと揺れてなんだか楽しい気持ちに。
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買い物かごは中身が見えるから…と敬遠する人におすすめなのが「Palm Basket Boston」。紐にボタンを掛けると蓋が自然に閉まるつくりなので、安心です。
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こちらのバスケットは3サイズ展開なのですが、少しの買い物なら写真のMサイズでよさそう。またはSサイズに財布と携帯を入れて、買ったものはエコバッグに入れるのもおすすめです。
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ポルトガルの最南の街Algarve(アルガルヴェ)。そこで暮らす農家のおばあさんたちが編む「Palm Basket rurojo」は、私たちの今の装いにぴったり。
その丸いかたちが、シンプルなコーディネートのアクセント役になってくれます。
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素材のパルムとは、シュロに似た椰子科の植物。軽く持ち手も柔らかいのでお出かけも快適です。
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毎年リゼッタがご紹介している「サック・ド・フィヨンセ」は、婚約者への贈り物を入れるために生まれました。
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細い籐を1本1本編んでいく作業は聞くだけで気が遠くなりますが、それだけ大切なものである証。リネンのワンピースはもちろん、浴衣と合わせても素敵です。
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■近くの公園で、プチピクニック
ここからはピクニックにおすすめのバスケットをご紹介します。遠くに出かけなくても、近所の公園でサンドイッチだってれっきとしたピクニック。緑を見ながら外の空気に触れて、リフレッシュしてはいかがでしょうか。
フランス中央部の渓谷地帯、ヴィレンヌ・レ・ロシェ。その地でつくられたこのやなぎかごは持ち手つきだから、室内でも屋外でも役立ってくれます。
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ゴンドラ型で底面が安定しているので、ランチボックスを入れても傾かないのが〇。使っていくうちに飴色に育つので、今だけの明るい色を楽しみましょう。
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使い込まれたような存在感のあるこちらのかごは、フランスの小さな村でうまれました。やなぎの樹皮をむかずに本来の色で編まれているから、こんなに表情豊かなのです。
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その昔前掛けをしたお母さんが持っていそうな買い物かごは、ピクニックにもぴったり。ポンポンと入れられるオープン型だから、気軽に出かけようって思えます。
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飲み物もかごに入れて。こちらはリゼッタがフランスのかご職人にお願いしたペットボトル用のかご。のどが渇いたらすぐに飲めるよう、肩掛けできます。
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サイズは日本のペットボトルに合うようにつくってもらっていました。水筒やタンブラーを入れてもいいでしょう。
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*モデル身長170cm
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