2015年の感謝の気持ちを込めて

今年も一年ありがとうございました。

エンベロープに参加しているショップは小さなお店が集まって成り立っています。
扱っているものはそれぞれ違いますが、自分たちがつくったものや選んだものを
スタッフ自身の言葉で伝えていきたいという共通の思いでやってきました。

2015年の最後、代表米田和威より私たちがいま考えていることやこれからの計画をお伝えし、
年末のご挨拶にさせていただきたきます。

■　代表米田より：
店舗が増えても変わらない「個店」であること

エンベロープオンラインショップをはじめ、
各店舗をいつもご贔屓にしていただきありがとうございます。
スタッフを代表して改めてお礼申し上げます。

今年はリゼッタの表参道の店をはじめ3店舗が加わり、
カフーツが運営する店は19になりました。

「お客さまがゆっくり○○できる」というのが
私たちの店に共通するコンセプトです。
さらに「スタッフが楽しく働ける店」というのも大きな目標です。
この2つが実現できるのであれば、店を増やすことも悪くはないと考えています。

今月オープンしたリゼッタの表参道店は、
二子玉川でお世話になった不動産業者より
「もうすぐ取壊しになるので期間限定なのですが…」と紹介されたものでした。

いろいろ制約があるなかでみんなの力で蘇ったお家に、
偶然以前お住まいだった方がお越しになって感激され、
またそのことでスタッフもとても心を動かされたという話を聞き
本当によかったなと思いました。

古くからある一軒家（左）をリノベーションしたリゼッタ表参道店（右）。この家で大切にされてきたものをなるべく生かそうと考えながら店づくりを進めました。

それぞれの場所、スタッフ、お客さまでつくられた店は
個性をもって運営できるようにしています。
なので店舗数が増えても、個店であることは変わりません。

ただそのような店を運営するのは簡単ではありません。
私たちの思ういい場所とスタッフを獲得するのが難しいからです。

店舗の場所には通行量が多く、商店の集積が進んだところがよいとされてます。
ただ、そこで〝ゆっくり〟を実現するのは難しい。
かといって余りに不便な場所では、お客様に足を運んでいただけない。
場所・環境・建物のバランスが必要です。
またお客さまの要望に耳を傾け、自分の言葉で提案ができる
スタッフがいないとそもそも店は成り立ちません。