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17.11.08
《二子玉川shed》ワークショップ「しめなわを綯う」
花 植物の手仕事 つぐみによる、「しめ縄飾り」のワークショップが二子玉川のshedで行われます。稲藁(わら)を使った昔ながらのしめ飾りで、新しい年を迎えませんか。
■手で収穫した藁を使って
5年ほど前からしめ縄づくりをしているつぐみさん。そのきっかけについて、こう話します。
「既製品のしめ縄に面白さや素朴さが感じられないという話を夫にしたら、夫は小さいころから手作りしていたそうで、それならと自分たちでつくるようになったんです」
ワークショップで使うのは、ご主人の出身地島根県の稲藁。
しめ縄をつくるには長さが必要ですが、コンバインでの収穫が一般的な今、十分な長さのものはなかなか手に入りづらいもの。手で刈り取られた稲は、80㎝ほどあってとっても立派です。
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▲手で収穫した稲の茎を乾燥させた稲藁を使います
しめ縄をつくることを、しめ縄を綯(な)うというそう。
綯うところを少し見せてもらったのですが、両手をこすり合わせるように稲藁を撚っていくと、縄状になりました。
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▲2つに分けた束を撚り合わせていきます
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▲「綯うのは私よりも夫の方が得意なんですよ」とつぐみさん。そのご主人もワークショップ当日先生役として参加します
しめ縄は好きなかたちの飾りにして、ドライの植物で彩れば完成!
できあがったお飾りはそれぞれの個性があらわれていて、どれも手作りならではの味わい深い魅力があるそうですよ。
参加者みんなが車座になってつくるワークショップは、いつも和やかな雰囲気だそう。
初めての方でも大丈夫、興味のある方はどうぞお気軽にご参加ください。
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▲ユーカリグロボラス、リューカデンドロン、シキミア、カズラ、グレビレア、シースター…様々な草花や実で彩ります。※花材は一部変更になる場合があります
ワークショップ「しめ縄を綯う」
開催日時:11月28日(火)、12月5日(火)(満席) 両日とも10時30分から12時30分
開催場所:二子玉川 shed(東急田園都市線、大井町線二子玉川駅から徒歩3分)
参加料金:おひとり6,000円(花材代込み) 当日現金にてご用意ください。
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▲日本の伝統に新しさを添えたしめ飾り。しめ飾りは地域によって一年中飾るところもあるそうなので、来年のお飾りができるまで楽しんでも
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