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18.12.26
《スタッフ買い物帖》模様編みに再挑戦!六角形のショール
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回はスタッフまえだが、ムーリットのパターンブック「ALPACA糸に恋して」に掲載のラウヒアショールについてご紹介します。
■模様編みのショールに再挑戦
編み物は好きだけど、編むのは帽子やマフラーなど小物ばかりだった私。以前レース模様のショールに挑戦するも途中で挫折して以来、ショールは敬遠していました。
ところが「ALPACA糸に恋して」を眺めていると、私にも編めそうな模様編みのショールを発見!さっそく挑戦することにしました。白のショールが欲しかったので今回はキットの糸ではなく、AMANO「プナ」エコプナ ネヴァドホワイト2玉で編みました。
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▲アルパカ糸をたのしむパターンブック「ALPACA糸に恋して」。やわらかくてなめらかな肌ざわりを存分にたのしめるアイテムが満載です
■間違えても大丈夫。すぐに編みなおせます
ゲージを取ったらいよいよ編みはじめます。
このショールは細長い六角形で、少ない目数から目を増やし最後は目を減らしていくパターン。編みはじめの目数がとっても少ないことが、編めそうと思ったポイントのひとつです。序盤に慣れない模様編みを間違えてしまっても、気軽に編み直しができます。
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▲最初のつくり目はたったこれだけ!じゃんじゃんほどいて編み直せます
以前挫折したショールは総レースのパターンで、一度編み間違えると一体どこをどう直したら良いのかわからず進まなくなってしまったのですが、ラウヒアショールの模様編みは縁だけ。また、模様編みの前後はガーター編みなので間違えに気づきやすく直すのも簡単でした。
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▲編み間違え防止に目数リングを入れて編みました
■針がすすむ、覚えやすいパターン
最初から最後までほぼ同じ模様の繰り返しなのも嬉しいポイント。序盤は編み図や編み方の本とにらめっこしながらでしたが、徐々に慣れてすいすい進みました。
中盤にはパターンを覚えてしまって、編み図を見ずに編むことができ、モバイルニッティングにもちょうどよかったです。
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▲輪針を使えば持ち運びも楽です。パターンブックは薄くて軽いので、一緒に持ち歩いても負担になりません。
ひとつ注意しなければならないのが、裏段での模様操作。私は混乱しないように、事前に実際に編む目をテキストにしてメモを貼りつけておきました。
■最後の仕上げ、タッセルづくり
このショールではタッセルづくりも楽しみのひとつ。初めてつくりましたが、案外かんたんにできました。
水通しして形を整えて乾かしたショールにとりつけます。編みはじめと編みおわりに余った糸で縫いつければ、糸始末の手間が少しだけ楽に。
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▲タッセルだけ別糸もあり?少し迷いましたが、結局同じ糸でつくりました
■やっとできあがり!
できあがりました!はじめてのショール、挫折することなく編みあがりました。模様編みにすこし自信がついたかも。
身に着けてみると、ガーター編みの厚みでふっくらあたたか。冬のお出かけが楽しくなりそうです。
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▲巻いてみると驚くほどのあたたかさ!地味になりがちな冬の装いに、タッセルが程よくはなやかさを添えてくれます
カテゴリ:スタッフ買い物帖
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