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19.07.12

《スタッフ買い物帖》羽生さんのフライパン、2年使ってみて

私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。2年前の受注会時に購入したスタッフ2人が、フライパンのその後について語ります。

■これで焼くとおいしく感じる/スタッフわたなべ

私が使っているのは「鉄ハンドルフライパン S」。

お手入れが大変そうなイメージがあった鉄のフライパンですが、羽生さんの「 うちではスポンジに食器洗剤をつけて洗っていますよ」という言葉が、ハードルをぐっと下げてくれたのでした。

▲右が2年使った私のフライパン。新品(左)と比べてみたら、思っていたより黒くなっていました

そして何よりこのカタチ。ずっと見ていても飽きないその佇まいがよかったので、しまわずに見える場所に掛けています。

すぐ手に取れるところにあるからか自然と出番が多くなり、野菜や卵、ベーコンなどちょっとソテーしたい時によく使います。

▲よくつくるのがズッキーニとベーコンソテー。さっと炒めて塩・胡椒をふるだけ

外はかりっと、中はふっくら。油や素材の水分でべちょっとせずに、きれいな焼き目がつくのは、鉄のおかげなのでしょうか。

もともと凝った料理はつくれないのですが、シンプルに炒めるだけで羽生さんのフライパンが何でもおいしくしてくれる気がします。

■食器と同じように扱っています

フライパンを使った後ですが、私は洗剤をつけたスポンジで洗って、キッチンクロスで拭くだけ。

食器と同じように扱っていますが、特に困ったことはありません。 (一方、丁寧派の夫は束子で洗ってから空焚きをし、食用油を塗っています)

▲食用油を塗っておくと、次に料理するときに楽(私にはなかなかできないのですが…)

鉄鍋でよくあるのが、材料がくっついてしまうこと。羽生さんに教えてもらったのですが、そんな時は油ならし(たっぷりの油で野菜くずを弱火で20分くらい炒める)をするといいそうです。

今まで油ならしはしていないのですが、こびりつくことなく使えているのは時々揚げ物をしているのが油ならし代わりになっているのかもしれません。

直径18cm×高さ3.5cmの大きさは、ちょっと揚げものをしたいときにぴったり。ナスやかぼちゃ、パプリカなど野菜の素揚げに便利です。

▲ナスをツヤっとするまで揚げ焼き。麵つゆ+薬味でいただきます

■炒めものと卵料理はこれ/スタッフいしかわ

私が2年前の受注会で購入したのは、「両手パン(L)」。撮影で餃子を焼いてそのままテーブルに置いたときに、食卓にすごく映えるなぁと気分が高まってしまい、そのまま買い取り。ほぼ、見た目買いです。

フライパンはテフロン製を2個、鉄製を2個持っているのですが、用途によって使い分けています。

▲鉄のフライパンは錆防止のためにも、壁にかけて収納。使いたい時にすぐ手にとれるので便利

どういう時に鉄のフライパンを選ぶかな?と思い返すと、一番は「炒めもの」。テフロン製で炒めものをすると水分が出てべちゃっとしてしまい上手くいかない時があるのですが、鉄製だとシャキっと炒めものが仕上がります。

▲キャベツを自家製のアンチョビで炒める簡単料理も、鉄のフライパンだとしゃっきり美味しい!そのまま食卓に出しちゃいます

あとは、取材時に羽生さんが「卵料理が美味しいんです」と語っていたのがずっと頭に残っていて、目玉焼き、スクランブルエッグ、オムレツ…どんな卵料理をする時も、自然と両手パンを手にとってしまいます。

▲油を多めに使うのもあって、周囲が少しだけ揚がった感じになって中がふわっと仕上がります

去年、キャンプにも持っていきました。網の上にのせて、パエリアに挑戦。私の両手パンは1.6mm厚で軽いので、持ち運びも楽なんです。

■すっかり渋くなりました

お手入れは基本的には、洗剤を使わずお湯と束子で洗っています。汚れがひどい時だけ、洗剤を少量使ってます。

大雑把な性格ゆえあんまりきちんとお手入れが出来ていないのですが、恐る恐る新品のものと比べてみました。

▲左:新品、右:使用後2年経過

並べてみると、かなり使いこんだ感じ…? 前半で紹介したスタッフわたなべのフライパンとは、経年劣化の仕方も全然違います。

羽生さんに聞いてみると、金束子で洗う派のフライパンは、このように黒い酸化膜がとれて鉄の地肌が見える渋めの育ち方をするそう。人それぞれ、どちらでもいいそうです。

毎日のように使っているので、食材がくっついて悩むこともなくなりました。一生ものと言われる鉄のフライパンとのお付き合いは、まだまだこれからも続きます。

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カテゴリ:エンベロープ, スタッフ買い物帖

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