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20.01.10

《スタッフ買い物帖》シンプルなニットばかりの冬に。新しいあたたかさを

私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回はスタッフあまのが、TENNE HANDCRAFTED MODERN(テンハンドクラフテッドモダン)のニット+布帛を組み合わせたトップスについておすすめします。

■どこにもないウールのトップス

寒がりの私は、冬は毎日のようにニットを着ています。逆に言うと「ニット以外のあたたかいトップス」の選択肢がなかったのかもしれません。

シンプルなニット+ボトムスの組み合わせは、気づいたら毎日同じようなコーディネートになりがち…周りを見渡しても、似た格好の人ばかりです。

▲ネイビーのニット+グレーのボトムスは私の定番ですが、よくある組み合わせですよね…

そんな中、TENNE HANDCRAFTED MODERN(以下、TENNE)の秋冬シーズンの服は革命的でした。一見してわからないけれど、実はウールでできているんです。

包まれるようなあたたかさ。シンプルなようでいて、ぱっと見て印象に残る存在感。派手な柄や奇抜なデザインというわけではないのに、なぜでしょう。

■生地の組み合わせで濃淡を

TENNEの服の特徴は、なんといっても生地の組み合わせの妙。

私が最初に購入を決めたこの「バックニットプルオーバー」は、2種類のウール生地を組み合わせた、今までに出合ったことのない洋服でした。

バックニットプルオーバー(オフホワイト)

秋冬の服は全体的に厚手でのっぺりしがちですが、生地が違うだけでメリハリが出ます。

▲ 布帛生地とニット地をパッチワークのように合わせています

オフホワイト同士の組み合わせなので、いかにも「組み合わせていますよ~」という主張はゼロ。控えめな印象ながら、同色だからこそ伝わる異素材感がニクイ!のです。

■見た目だけじゃない、本格的なあたたかさ

2種類の生地はそれぞれの質感を生かしたウール。きちんとあたたかいんです。

▲前面:アンゴラ60% ウール40%、背面:カシミヤ10%、メリノウール90%
▲上からオフホワイト、アプリコット、ダークグレー

特に、前面のアンゴラウールの布帛はしっとりとした触り心地で、大きなぬいぐるみみたい…。気持ちよくてついつい撫でてしまいます。

ぎゅっと密度のある生地なうえに、きちんと裏地つき。 スカートではよくあるけど、トップスでわざわざ裏地が付いていることってあんまりないような気がして驚きました。

こんなに凝っていてこのお値段でいいの…?と、洋服好きな人と話すこともしばしば。

▲ コートのボタンを留めなくても冷気を感じません

■アクセサリーいらず!気になるアラン編み…

2種類のウール生地を組み合わせたTENNEの服。私が持っている「バックニットプルオーバー」の他に今年はもうひとつ、首元がアラン編みになった「ウエーブ&アランニットプルオーバー」が登場しました。

▲昨年のshedでの展示会DMにも使っていたシリーズです

私は冬にネックレスをほとんどつけないので、首元が少し寂しい感じになるのですが、このプルオーバーは肩にかけてぐるりと一周するようにアラン編みがあしらわれているので、アクセサリーがなくても華やかに仕上がるのが嬉しいです。

TENNEのオリジナリティーたっぷりで、特別感のあるトップス。2020年気持ちも新たに、ワードロープに加えたい一枚です。

ウエーブ&アランニットプルオーバー
この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:エンベロープ, shed, スタッフ買い物帖

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