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23.03.27
《スタッフ買い物帖》眩しくて寝れない?寝室のカーテンづくり第2弾は「ヴァニティ」で
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回は昨年のお正月に4辺縫うだけのカーテンづくりをしたスタッフいしかわが(その時のコラムはこちらから)、訳あって数か月後に再びカーテンをつくったお話。家に設置して1年近く経った今の様子とともに、お届けします。
■想定外のトラブル発生
私が寝室のカーテンを「LIBECO パナレア」とカーテンクリップでつくったのは昨年のお正月。毎朝触れるたびにリネンの質感に心がときめく、仕上がりも大満足のソーイングでした。
(当時書いたコラムはこちら:カーテンクリップで留めるだけ。「パナレア」で寝室のカーテンづくり)
けれど、この話には続きがありまして。
昨年3月頃、あたたかくなるにつれて朝自然に目覚めるようになって、歳かなぁなんて思っていました。けれど目が覚める時間が、7時、6時、5時と日に日に早くなって、4月後半になってついに気付きました。
「私、眩しくて寝られないんだ……!」
そう、季節が変わって太陽の昇る角度が変わったことによって、早朝から陽の光がさんさんと差し込むようになっていたのです。毎朝5時起きはさすがにツライ。けど、以前使っていたいまいちな遮光カーテンに戻したくない。
それなら厚手のカーテンを増設するしかないと、昨年ゴールデンウィーク前にリネンバードへ駆け込みました。
■生地選びに再びリネンバードへ
リネンバードスタッフに光を遮ってくれそうなLIBECOの厚手リネンを教えてもらうと、おすすめは「ヴァニティ」「ナポリ」「ローマ」あたりとのこと。
ちょうどその中でもリネンバードに見本があった「ヴァニティ」の、チェックを描くようなフラックス×ブラックの織りが気に入りました。
今回は光の射す腰窓分だけでよいので、3.4m分購入。厚手の生地なのでずっしり重みを感じつつ帰路につき、ゴールデンウィークに突入です。
■2回目のカーテンづくり
私のカーテンづくりは難しいことはなし、4辺を直線で縫うだけ。(つくり方は前回のコラムで語ったので割愛します。)
前回は3日間かかりましたが、今回は1日半でスピーディに完成。つくるのが窓一面でよかったのと、厚手の生地は薄手のものより縫うのが簡単だった気がします。
一番違いを感じた点が、織り目が大きいので「まっすぐ」が簡単にわかること。ガイドを使わなくても折り目をつけられますし、縫う時も曲がっていないかハラハラしなくてよいので気楽でした。
今回、初めてミシンの針が折れる体験も。生地が厚いとよくあることなのでしょうか。厚みに負けないように、ゆっくり縫い進めました。
■寝室にかけてみました
直線縫いだけであっという間に出来上がったカーテン。これで光をうまく遮ってくれなかったらどうしようと心配しつつ、比べてみました。
●パナレアのみ
●パナレア+ヴァニティ
全然違うー!!!
いわゆる遮光カーテンではないので心配していたのすが、しっかりと光を遮ってくれました。
リネンならではのしとんとした風合いもたまらなくよいです。
元々は白いリネン一枚のカーテンというスタイルが好きでしたが、厚手のカーテンと2枚重ねも悪くない。むしろ、ますます素敵になってしまったなと大満足です。
完成してから夏、秋、冬……と一年近く経ちましたが、陽の光で目が覚めてしまうことはすっかりなくなりました。少し長めに仕立ててるので縮みを気にせず家で洗えますし、干す時にピンと伸ばせばアイロンいらずでまたかけられるのもいいところです。
年に1回しかミシンを使わない、自称・永遠のビギナーでもつくれるのがカーテンクリップで留めるカーテン。リネンの透け感が心配だった方も、今回のレポートを読んで安心してトライしてもらえれば嬉しいです。
カテゴリ:リネンバードハバーダッシェリー, スタッフ買い物帖
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