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21.08.18

《スタッフレポート》2人のスタッフが体験、銅のおろし金を使ってみました

日々使う道具が使いやすいとしあわせな気持ちになれるもの。職人歴60余年の勅使河原隆さんによる銅製おろし金も、そんな優れた道具のひとつ。昔ながらの製法でつくられていて、手間はかかるけれど、その分使いやすく素材がふんわりとおろせるのです。二人のスタッフが使ってみたのでレポートをお届けします。

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■愛用するスタッフの話を聞くうちに……

勅使川原さんのおろし金の切れ味のいい理由。それは銅製であることと、目をひとつひとつ手作業で立てているから。あえて目の並びが不均一につくられているので、食材が目詰まりせずに気持ちよくおろせるのです。

愛用しているスタッフによると、これまで使っていたおろし金と違って、おろすというより切れる感覚に近いのだそう。おろしたものがぐじゅっとならずに、ふわっと仕上がって感動したそうです。

勅使河原さんのおろし金を購入してから、おろす回数が格段に増えたというそのスタッフの話を聞き、まわりのスタッフも興味津々。ということで今回は二人のスタッフが使ってみました。

■すりおろし料理がつくりたくなる/スタッフいしかわ

「以前同じような形の薬味用おろし金を買った時に、食材の繊維が切れずおろし金から離れなかったためうまくおろせず結局手放した経験がありました。ですが、勅使河原さんのおろし金はたてた目が鋭いからか、繊維を断ち切ってくれて軽い力ですっとおろせました。

使うのが楽しくて、すりおろし料理を2つつくってみました。一つが暑い日のお昼によくつくる、すりおろしきゅうりを添えた素麺を。青々しいきゅうりの香りが爽やかで、蒸し暑い日によく食べる一皿です」

「円を描くようにきゅうりをおろしたら、胡麻油と塩で味付け。きゅうりから出てきた水分ごと素麺にのせて、最後に濃いめの麺つゆをかけていただきます。勅使川原さんのおろし金だと、いつもよりきゅうりがふんわりおろせた気がします」

《すりおろし無水カレー》
「もう一品が、すりおろし無水カレー。以前コホロのスタッフとおろし金談義をしている時に教えてもらった、すりおろした野菜だけでつくるカレーです。

玉ねぎ1.5個、人参1本、ジャガイモ1個、にんにくとしょうがはひとかけ。その他、冷蔵庫に余っている野菜も一緒にいれちゃいます。(今回はほんの少し余ったれんこんを)」

「これだけの量をおろすのはいくら勅使川原さんのおろし金でも大変なので、忙しいときはフードプロセッサーがよいと思いますが、ひたすら何かに集中したい時はおすすめです。

深い集中のあとは何だかスッキリしますし、達成感があります!」

「こめ油とにんにく、生姜を鍋に入れたら中火にかけて、香りがたったら鶏肉(今回は手羽元9本)を。表面に焼き色がついたら、すりおろした野菜たちとトマト缶1/2個をイン!あとは蓋をして煮込んで、最後に市販のカレールーを3-4かけいれます。

出来上がったカレーは野菜の味がぎゅっと詰まっていて、やさしくて滋味深い味わいです」

■パルミジャーノもからすみも/スタッフかわかみ

「私はパルミジャーノ・レッジャーノをおろすのに使ってみました。軽く滑らせるだけで楽に削れて、さすがの切れ味でした」 

「普段はプラスチック製のおろし器を使ってますが、こちらは薄く長く切れるのに対し、勅使河原さんのおろし金は粒状に細かく刻むように削れる感じです。粒状でも食べると、ふんわりとやわらかな食感でした。

スイスチャードのサラダに塩、バルサミコ酢、オリーブオイルをかけて、その上に削りました。たことトマトのパスタにも同じように添えました」

「削りやすいおろし金があるとその都度おろそうって思うもの。やっぱり削り立てがおいしいので、持っていると便利だと感じました」

「ずっと冷蔵庫に眠っていた固めのからすみも削ってみたのですが、チーズと同じようになんなく削ることができました。おろし金って大根や生姜に使うイメージでしたが、想像以上に用途の幅が広そうです」

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カテゴリ:エンベロープフードホール, スタッフレポート

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