《SHOP訪問》大阪・北浜 COME to THE RIVERに行ってきました（前編）

■築100年以上の二軒長屋にお店をつくりました

大阪・北浜駅から土佐堀通り沿い少し歩くと、背の高いビルとビルの間に、趣のある長屋が見えてきます。

表側は土佐堀通りに、裏側は大きな川に面している築100年以上のこの建物は、建築当時は家の前に付けた船から直接荷物を揚げ下ろししていたそう。

時代が変わるとともに様々な用途に利用されてきましたが、周りがビルに建て替わってもずっと壊さず残されてきました。

そんなオーナーの思いのこもった長屋を「COME to THE RIVER」と名付け、“大阪の素晴らしい水辺の風景を楽しめる、気軽に訪れていただける場所に”という想いのもと、3つのお店をオープンしました。

では早速、お店を覗いてみましょう。

■まずは、とっておきの一杯が見つかるコーヒーショップへ

向かって左手の扉をあけると、外観とはうって変わって白と黒を基調としたスタイリッシュな店内。

奥にはなみなみと流れる土佐堀川が見えて、ここでコーヒーを飲みながらほっと一息ついたら気持ちよさそうだな…と思わされます。

こちらのお店、EMBANKMENT COFFEE（エンバンクメントコーヒー）は、Elmers Green の焙煎部門がはじめたスペシャルティコーヒーの専門店。

ロースターとバリスタが、農園ごとに異なる豆のおいしさを最大限に引き出す焙煎と抽出をすることで、最もおいしい一杯に仕上げてお届けします。

自慢のシングルオリジンコーヒーは、その時一番美味しいものだけを提供するので、どんどん豆のラインナップは変化していきます。

バリスタに「朝に似合う、フルーティーで軽やかなコーヒーが飲みたいんです」と相談してみたところ、「Kamwangi AA」というケニアの豆をおすすめしてもらったので、早速注文！

せっかくなので窓辺の席に座って、リンツァートルテと一緒にいただきました。

100年前もここに人が座って川を眺めていたのかな…と想像を膨らませると、あっという間に時間は過ぎていきます。

■コーヒーの次は、インドの手仕事の世界へ

さて、一息ついたところで次へ。実は、EMBANKMENT COFFEEの店内には地下へと続く階段があります。

木馬に導かれて下に降りると…

インドを中心とした手仕事の洋服や雑貨「KALAKARI（カラカリ）」の世界が目の前に。

建築当初のオリジナルの煉瓦壁を残した地下の空間に、古いメリーゴーランドの馬、鉄飾りの入った窓枠、銀色に光る大きなお盆などエスニックなものたちが映え、細かな手仕事の布を引き立てています。

インドには地方地方で手仕事によって作られる素敵な布がたくさんあります。KALAKARIでは、そんな布からつくられたウエア、ストール、小物を、モロッコやパキスタンなどの雑貨とともに紹介しています。

ほかにも、年月を経たこの長屋と同じくらいに古い、ヨーロッパのヴィンテージアクセサリーやカトラリー類も併せてご紹介しています。

ヒンディ語で「手仕事の職人」を意味するKALAKARI。暮らしを美しく、心を豊かにしてくれる手仕事を感じられるものたちに囲まれた世界に、階段を下りて入ってみてください。

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Come to The River
〒541-0041 大阪市中央区北浜1丁目1-22
Tel：080-3158-1704
https://www.instagram.com/come_to_the_river_/
アクセス  地下鉄堺筋線北浜駅徒歩2分

EMBANKMENT COFFEE
営業時間：
月-金　11:00~19:00
土日祝　8:00~18:00
https://elmersgreen.com/
https://www.instagram.com/embankmentcoffee/

KALAKARI
営業時間：
月-金　11:00~19:00
土日祝　11:00~18:00
info@kalakari.jp
https://www.instagram.com/kalakarijapan/

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後編では、カレーと甘いものの店・OXYMORONを訪ねます。＞＞

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