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2025.05.13
《予告》今年のかご展も新作がたくさん届きました
5月16日(金)15:00より、エンベローブのかご展が始まります。今年は「わたしの暮らし、わたしのかご」をテーマに、今の暮らしの中、自分らしく寄り添ってくれるかごをたくさんご紹介します。
開催期間
2025年5月16日(金)15:00~5月28日(水)10:00
■いつの時代も暮らしのそばにあるかご
使いながらに育てていく暮らしの中のかご、お出かけのかご。確かな手仕事と自然から生まれるかごは、昔と今をつなぐような存在です。エンベローブでご紹介しているかごはどれも長いお付き合いになるかごばかり。かごにぴったりなリネンの風呂敷も新色が入荷予定です。

今回のかご展に参加するつくり手は4組。新作も合わせてひと足お先にご紹介します。
■限りある青森の自然をかごに/宮本工芸
今回、「あけび・山ぶどうかご」という記事を作成するにあたり、改めてお話を伺いました。その中で、かごの材料となるあけびと山ぶどうの収穫量が減り続け、さらに貴重な存在になっているとのお話も。

気になる新作は、クラシックな山ぶどうのかごに加えて、巾の広い樹皮を使ったものや、少し編み目に遊び心のあるかごをリクエストしました。どれも一つしかない個性のあるかごばかりです。

●宮本工芸のつくり手へのインタビューはこちら
■暮らしに森の空気を届けてくれる白樺のかご/FACTOREM
フィンランド、スウェーデン、ロシア、北海道、様々な国の樹皮に触れ、作品づくりを続けてきたayacoさん。活動名を新たにFACTOREMと名付け、昨年人気だった白樺のトートバッグにLサイズが仲間入りします。

白樺の樹皮は、限られた季節に、限られた白樺からしか採取出来ません。ひとつひとつ美しく編み上げられたかごには、まるで自然への感謝が込められているようです。

●FACTOREMのつくり手インタビューはこちら
■美しい直線でつくる竹かごをお弁当箱にも/tpfc
職人の伝統的な技術、竹割包丁という基本の包丁と、手感覚で仕上げていく整った竹かごはとてもシンプルでどこか愛らしい存在です。人気のバスケットや道具箱も届きました。

今回、竹を愛してやまないtpfc(take product funclubの略)福田さんにお願いしたのは竹のお弁当箱。何をいれようか考える時間もわくわくが止まらない、そんなお弁当箱が欲しくてオーダーしました。
一段と二段の2種類の予定でしたが、迷いに迷い二段は2サイズ、合計3種類のお弁当箱をご紹介します。

●tpfcのつくり手インタビューはこちら
■スウェーデンに伝わる伝統を暮らしの彩りに/SUKOYA
冬が長く日照時間が短いスウェーデンにおいて白樺は大切な資源。収穫した木は樹木から樹皮、根、葉、樹液まで無駄にせず使われてきたそうです。SUKOYAさんがつくるのは古くから愛され暮らしに寄り添う伝統的な白樺の道具。

ひとつひとつ異なるカラーの振り出しは今回もたくさんつくっていただきました。筆箱にも眼鏡ケースにもなるケースには新色、密封性の高いキャニスターには背の低いタイプや新色が登場します。

●SUKOYAのつくり手インタビューはこちら
会期中はかごについてのコラムもいくつか準備中。お家の中インテリアや収納、道具として、お出かけの時にも。暮らしの中、あらゆるシーンで役立つかごについての読みものをお届けします。
かご展の開催期間は
2025年5月16日(金)15:00~5月28日(水)10:00
どれも長いお付き合いが叶うかご。数年後の「わたしのかご」を思い浮かべながら、お気に入りを見つけてくださいね。
カテゴリ:エンベロープセレクト, Column