スタッフこぼれ話

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むずかしいお手本

くらしのお手本にしたい人がみなさんにもいると思いますが、私の場合は私の母かな。先日母が生花からつくったというドライフラワーをみて、ふとそんなふうに思いました。

▲よい香りがすると思ったらドライフラワーがこんなに

私の母は料理もおいしく、手芸も好きで小さなころは服をつくってもらった記憶も。思えばそれも母の母、つまりは私の祖母から受け継いだもののように思います。

だけど、私が母から受け継いだものは実はそれほど多くありません。
なぜなら料理のつくり方を聞けば
「これを適当に入れて混ぜて、そこにしょうゆを適当にいれて…」
さきほどのドライフラワーも
「花を置いておいたら勝手にできた」
などなど、説明が初心者にはとっても難しい!

きっと、この“適当”の中に自分のやりかたを加えて、形を変えながらつづいていくのが受け継ぐということなのでしょうね。

せめてクリスマス料理とお節料理だけは覚えようと、母の説明を自分なりに補足しながらメモを取りつつ動画を撮りつつ、毎年奮闘しているところです。

そんなことを考えていたら、今年の年末も楽しみになってきました。

▲毎年恒例クリスマスのローストチキン。ものにするにはまだまだ時間がかかりそう