スタッフこぼれ話

ちょっとしたできごと、のんびり配信

ひと手間の豊かさ

映画を観て、あまりに心を動かされたので久しぶりにパンフレットと雑誌を買いました。今、上映中の岩井俊二監督最新作「ラストレター」です。

スマホが壊れたことではじまる「手紙のやりとり」がストーリーを動かす映画。人の言葉が「もの」として残り、人を介して引き継がれていくという沢山のひと手間に、改めて豊かさを感じることができました。

▲言葉が「もの」として残ることに感化されて、珍しく購入

そういえば、もらった手紙はほとんど捨てずに取ってあります。手で書いてあるだけで、なんだか嬉しくて…。

いま一番身近な「手書きの言葉」は、仕事相手の方々が送ってくれる荷物の中にあります。ポストカードや一筆箋が入っていたり、納品書の端っこに一言添えてあったり。

▲押し花が入っていることも

私はいつもメールばかり使ってしまいますが、今度なんでもないときに手紙を送ってみようかな、と思いました。