2020.11.15
季節を感じながら
春夏秋冬、季節がめぐってくるのは1年に1回だけ。
そう思うと、自分にとって、桜や紅葉など、全てのことがあと何度やってくるかわからない…とは昔からよく考えています。
そういえば下のプロフィールに「趣味は歌舞伎鑑賞・和菓子の食べ歩き」とあるくせに、一度もこぼれ話で書いたことがありませんでしたが、このふたつは特に、細かな季節の変化を実際の季節とともに感じさせてくれます。
先日、久しぶりに観に行った歌舞伎は、猿之助が早変わりで何度も登場する「蜘蛛の絲宿直噺(くものいとおよづめばなし)」。最後に、舞台いっぱいに紅葉の背景がばっと現れてとても盛り上がりました。
そして秋といえば栗!和菓子屋にも、栗きんとんや栗むし羊羹が並び始めました。
きちんとしたお店だと、栗が採れる時期だけ、つくれる分だけをつくるので、食べようと思ってたのに気づいたら終わってた…ということもしばしば。まさしく旬の食べ物です。
次は12月…歌舞伎だと雪が舞る演目、和菓子だと百合根きんとん、寒椿や牡丹の生菓子でしょうか。
実際の生活では、クリスマスがメインかもしれません。エンベロープでも来週からクリスマス特集。わくわくを募らせて、年に1回のイベントを楽しみましょう。