スタッフこぼれ話

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しめ縄飾りに感動して…

昨年末のできごと。エンベロープで毎年ご紹介している「花 植物の手仕事 つぐみ」。12月入社のわたしはページづくりの際、現物のしめ縄飾りをはじめて見ました。

「物体が静止しているのに、どうしてこんなに躍動感があるのだろう」
ぎゅっと力を加えて束ねられたところや草花の居場所に、うつくしい手仕事の跡がうかがえる……作業しながら、目に焼きつけるように眺めていました。

▲写真下のバンクシャの存在は勇ましく、その躍動感に新年のはじまりを感じました


「つぐみさんのしめ縄飾りは、お正月だけと言わずに一年中飾れるようにデザインされているんだよ」
スタッフからのこのことばも印象深く記憶に。

花材選びの工夫で、一年中飾れるようにつくられているしめ縄飾りもある。そのことを知って、しきたりやイベントに対する自分の凝りかたまった考えからちょっと解放されました。

そして、しめ縄飾りではないけれど、ちょうどその週につくろうとしていた、所謂定番のクリスマスリース。そのいつもの計画を変えて、春をめざすためのリースを制作してみました。

▲技術は近づけないが、考え方に触発されて。一昨年のモミの木に赤いナンテンの実を添えたリースから、昨年はカイヅカイブキをベースにミニバラの組み合わせ。新しい試みに満足感が

そんなわけもあって、12月から部屋に春の気配が漂っています。