スタッフこぼれ話

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直す手仕事

自宅で冷え防止に愛用していたウールの靴下に、気づくと大きめの穴が。さっそくダーニングマッシュルームを取り出して補修をしました。

ダーニングをするようになってから、手芸やもの選びに対する意識がだいぶ変わったような気がします。

MOORITのベッドタイムソックス。ツートンカラーが気に入っているので、今回は地の色になじむ糸で

これまで“手芸をする”といえば、“新しくものをつくりだす”ことにばかり目を向けていたのですが、ダーニングで“ものを補修する”楽しさに気づきました。自分で直してまた使えるようになったものを手にしたとき、新しいものを買ったときと同じくらい嬉しかったんです。

そもそも刺繍もパッチワークも編み物も、手芸はものを永く使うための生活の知恵ですもんね。頭ではわかっていたけれど自分の手を動かしてようやく、「よいものを永く大切にする」よさをじんわりと実感。新品を買うときも「補修できる素材やつくりか」「壊れても直して使いたいと思えるか」を気にかけるようになりました。

子供がすぐ服に穴をあけてしまうので始めたダーニング。こんなふうに発見があるとは思っていませんでした。
次は金継ぎにも挑戦してみようかな、なんて思っています。