先日から販売しはじめた「東京麦茶」。丸つぶももちろんおいしいのですが、衝撃的だったのがティーパック。水出しでも濃く出て、麦の味と香りがはっきりと感じられるのです。

飲み終わった後の余韻が、子供の頃に飲んだ麦茶の思い出を連れてきました。

熱帯夜で目が覚めてしまった夜、ベランダで夜風にあたりながら飲んだあの味。暑かった記憶と、渇いた喉に麦茶が染み渡っておいしかった記憶。

味の記憶って曖昧なものだから、実際に比べたら全然違うものなのかもしれませんが、あの頃母がつくってくれた昔ながらの麦茶を思い出しました。

夏は毎日のように麦茶をつくるので、億劫で水出しパックを使ったことがあるのですが、なんだか味が物足りないんですよね。家族からも「味が薄い」と言われてしまい、やっぱりラクはできないのだなと結論していたのですが……こんなに手軽でおいしいものと出合えてしまったので、今年の夏は一つの家事から解放されそうです