スタッフこぼれ話

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おいしくつくる

野菜、果物、ハーブなどの自家菜園。始められた方も多いのではないでしょうか。

この春、我が家でもプランター菜園を始めました。きっかけは自宅で楽しめる事をしたかったのと、子供たちに口にしているものができるまでを知って欲しかったという理由。

プチトマト、枝豆、苺、大葉、バジルを少しずつ。自分たちで育てたい種や苗を選びました。様子を見ながら、水やりをし、鳥に食べられないようにネットをしたり。

6月の中頃には、苺は徐々に実がついてきて赤く色づき始めました。

▲色はよい感じ。果たしてそのお味は?

収穫する時の枝のパキッという心地よい音や、どんな味かな?と思うワクワク感はたまりません。食べ頃はまだ先だなと思っていたものが、1日でおいしそうに色づいていたり、ぷっくりと大きくなっていたり、生命力も感じます。

▲食べごろまではもう少し

食べてみると、とれたてならではのみずみずしいこと。と同時に思ったのは、プチトマトの皮が固かったり、苺が甘くなかったり。おいしくつくるって、とても難しい。

日当たりがよすぎたかなとか、お水をあげすぎたのかなと、理由を考えます。

▲枝豆は香りもしっかりしていて、なかなかおいしくできました。収穫できたのは10さやくらい

でも次に試せるのは、また来年。チャンスは年に1回なのです。自分の残りの人生の中で、野菜や果物をうまく育てられる日はくるのかしらと、そんなことまで想像してしまいます。

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▲番外編の鉢植え。近所で枝をもらってきたブルーベリーは、2年目にしてやっと実がつきました

改めて、私たちにおいしいものを届けてくれる生産者の方はすごいなと実感。そんな話を、家族で何度もすることができました。

いつでも置かれた状況をチャンスだと思って、できることをやってみる。その心がけで、知る事や楽しみはどんどん広がっていくもんだなと思った、ある夏の日でした。