スタッフこぼれ話

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夏のうれしい贈りものは、ワンピースと野菜

夏が始まる前、遠くに住む祖母が東京に来ていて久しぶりに会うことができました。自粛が続く日々で気づけばなんと2年半ぶり。そんな中での久しぶりの再会は思いもひとしお、特別な時間になりました。

そのときに祖母がワンピースをつくってくれるとは聞いていたのですが、高齢なので来年くらいかな……と思っていたら3週間後にピンポーンとお届けもの。夏のワンピースと祖母が育てた畑の野菜が送られてきました。

▲おまけのようにちいさなシャツも。余り生地で子供用にもつくってくれたようです

そのワンピースは驚くほど私の身体にぴったりで、さらっと「こんなワンピースがいい」と話したそのままの形に仕上がっていました。祖母は、母や姉、私、それぞれの原型をつくっていてそれで服をつくってくれます。姉とは身長は同じくらいですが祖母曰く、身体つきが違うから原型も変わるのよ、とのこと。

▲ちょっと分かりづらいですがティアード型です。この夏たくさん着ています

そして祖母がつくるのびのびとした野菜のかわいいこと。スーパーで売られるきれいな形の野菜に見慣れてしまっていて、画一化されていないおもいおもいの形をしているのが自然なんだよなぁなんて当たり前のことをしみじみ感じました。

小さい頃は毎年訪れていた祖母の家。結婚してからはなかなか行けなくなりましたが、祖母が今も元気であの家で針仕事や畑仕事をしていると思うと、心がじんわりとあたたまる感じがしました。

これからは毎年会いに行こう、と心に決めました。