2023.2.12
思い出のミニクロワッサン
ここ最近ハマっているのが、フランスパンを食べること。栄養管理を兼ねて玄米を食べる生活をしていたので、長らく主食でパンを食べていませんでした。
先日、とあるYouTubeのチャンネルでフランス人3人組みが日本で流通しているフランスパンを実食して、どれがいちばん好きか考えるというコンテンツに遭遇。
パンのちぎり方や、3人での分け方がかなり豪快で、中身ではなくパンの皮を中心においしそうに噛みちぎりながらフランスパンを食べるんです。
大丈夫?って思うくらい、素手で何度もパンに触れていたり、小麦の香りを確かめるような仕草があったり、五感を使ったある種の野性的な食べ方は、フランスパンがいかに大切なソウルフードなのだと思わせるシーンばかり。
そんなわけで、その配信で一位になっていたドンクのフランスパン(バケットは売り切れていたのでバタール)を食べてみたら、こんなにおいしかったの?と思うくらい、小麦の甘さや噛みごたえがよくて、見事にハマりました。
「フランスパンの端っこは両親とか買ってきた人しか食べられなかったのよ~」と、バリバリちぎるシーンに対しては、「え?そんなに簡単に割れたっけ?」と、疑問に思ったのですが、私もちゃんと割れました。そして美味しい!
私にとってドンクと言えば、小さい頃に祖母がデパートの中にある店舗でよく買ってきてくれたミニサイズの甘いクロワッサン。
食べたくなって探してみると、今はドンクではなく同じ会社の別ブランド「MiniOne」が販売していることが判明。食べてみたら、ちょっと懐かしすぎて泣けてきます。記憶の中での味とはまた違う、別の美味しさでした。
縁もゆかりもないフランスから、YouTube経由で長く一緒に暮らした祖母までたどり着くとは。それにしても 「YouTube」このネーミング通りになっている日常はどうなんでしょう。