スタッフこぼれ話

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A Small, Good Thing

先日はじめて購入したブランドの靴下に、小さなおまけがついて届きました。なんだか無条件にかわいいこのニットの輪っか。これは靴下が編まれる工程で必ずできてしまう縫製くずで、本来は処分されているもの。

以前、ポジャギ作家の土屋文美さんから、大量にできてしまう靴下くずをリメイクしたお話を聞いたことがあり「これが例のお話の……」となったわけです。(ちなみに土屋さんは指編みをしてマットに仕立てたそう)

この輪っかの役割は、靴下のサイズ表記(S,M,Lによってカラーが異なる)と、壁面などへ吊るして販売するためのフック。

小さなことかもしれないけれど、できる限りの脱プラをしてよいものをつくりたいという企業姿勢にも共感。弾力のあるふっくらとした靴下の履き心地もよくって、ブランドサイトも素敵なのでぜひご覧ください。

捨ててしまうものをタグに用いることですでに一役果たされているわけですが、誰かの手元に届いてからもう一役ある“かもしれない”パッケージデザイン。ユニークでハッピーなアイデアですよね。

私はさっそくキーホルダーに。何かを束ねたり、複数活用して植物をハンギングするのにもよさそうです。