スタッフこぼれ話

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あこがれのしまなみ海道

今年の夏、ひとつ長年の目標を叶えました。

それが、広島から愛媛までの小さな島々をつなぐ「しまなみ海道」を渡ることです。

▲広島県と愛媛県の県境にかかる多々羅大橋。この先に、サイクリストの聖地と言われる多々羅しまなみ公園があります

10年以上前に読んださくらももこさんのエッセイ、『さくらえび』の中にしまなみ海道を自転車で渡るエピソードがあり、その話が何とも好きで。島と島をつなぐ橋を自転車で走るなんて素敵だし気持ちがよさそう。いつか行ってみたいなと私のバケットリストのひとつとしてずっとあたためていました。

ついに家族の説得に成功してしまなみ海道旅が決まったものの、今年は9月と言っても猛暑。自転車での走破は諦めてドライブに切り替えましたが、それでも十分満足できる気持ちのよい経験でした。

途中でアイスを食べたり、愛媛・大三島の宿に泊まったり。さくらももこさんが紹介していたウニ丼はタイミングが合わず食べられませんでしたが、道中に楽しい場所が多い晩夏の旅でした。

▲海を眺めながら食べていると、猛暑の中自転車で走る方たちが何人も通り過ぎました。その体力がうらやましい!

旅の計画をガイドブックからでなく、旅行記やエッセイをながめながらはじめるのって楽しいですよね。またときめく旅の行き先に出合いたいなと、図書館で作家たちのエッセイを探すところからはじめてみようと思います。