スタッフこぼれ話

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私の『暮しの手帖』

エンベロープの本屋さんでもご紹介している『暮しの手帖』。我が家にも1冊あることを思い出して引っ張り出してきました。2014年の初夏のものです。

これは第一子を出産する際に入院のお供に買ったもの。それまで『暮しの手帖』は読んだことがなかったけれど、“暮らし上手の人が読むもの”となんとなく憧れていたのもあり、また読みごたえもありそうでこちらを選んだのです。

入院中にゆっくり読むつもりでしたが実際にはそんな優雅な時間は過ごせず、退院後も産後のあわただしさでしまい込んだままになっていたのでした。

久しぶりに見た表紙には、なにやら惹かれる特集ばかりが並んでいます。お恥ずかしながら料理や整理整頓など暮らしのことは全般苦手で、最近になってようやくこのままではいけないと猛勉強をはじめたところ。ページを開いてみればレシピひとつにも詳しいコツや工夫が随所に添えてあり、これは暮らしの力が鍛えられそう。

気づけば手にしてから10年も経ってしまっていますが、もしかして今が読むべきタイミングだったのかも、なんて感じるとともに、時の流れのあまりの速さに驚愕しています。