スタッフこぼれ話

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モネ展へ

もうすぐ終了の「モネ 睡蓮のとき」へ行ってきました。平日にも関わらず沢山の人でした。

▲壁面に冬の木の影絵。ぼんやり眺めながら入場の時を待ちました

並びましたが、行けてよかった。

自然の風景へのあふれる想いを表現できる才能と、だからこその苦悩のようなものを大きな絵を前に感じました。

そして、なぜか懐かしい気持ちにもなりました。
モネの庭園はもちろんフランスに行ったこともないのですが、いつかどこかで目にした光や色の記憶が呼び起こされたのかもしれません。

多くの人を惹きつける作品は、とどめておくことはできない過ぎた時間をこんな風に蘇らせる力があるのでは。そんなことも感じました。

帰り道、不忍池には枯れた蓮の茎とスワンのボートが漂っていて、空気は乾いて、空は澄んだ青色。私の好きな少しもの悲しい冬の風景が広がっていました。

すぐに思い出せなくなってしまうだろうけど、ひとまず写真を撮り日記につけておきました。いつか何かのかたちで想起できたらいいなと思いながら。