スタッフこぼれ話

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種から育ったパキラ

先日代官山の本屋で、雄大さに恍惚とする観葉植物に出合いました。何気なく立ち寄った廊下に伸びやかに鎮座した2mを超える高さの木。

下から覗くとレモン大ぐらいの美しい実が成っていて、これは育ててみたい.......!となったわけです。

家に帰って調べてみると、それはとても親しみのある植物「パキラ」でした。今まで見てきたパキラのイメージと違ったので分からなかったのです。

すぐに1本購入し、どのように育てると立派になるのか調べていくと私が選んだ株は挿し木で、実が成ることがほとんど無いそう。

花が咲いて実がつく条件は、まず実生(みしょう)であること。この機会に初めて知った言葉で、種から発芽して育った植物を指します。

▲挿し木のパキラ
▲追加で購入した、まだえんぴつ大の実生株パキラ。我が家の環境で育つのか、冬を越せるのかが課題です

実が成るのには5年~10年を要し、一般家庭でそんな成長はとても珍しいことなのだそうで......。失敗も含めて楽しみに、大切に育てていきたいと思います。

▲夏の終わりに思い切って剪定をしたシーグレープ。脇芽がすぐに成長してくれて、眺めることを日々楽しみにしています