以前、休みの日に早起きをして蚤の市へ出かけるお話を書きましたが、
夏が終わった今もそれは続いています。
先週末は、我が街ルーアンでいくつか市が開催されていました。

「田舎ののんびりしたブロカントが良い」と言う夫に、
近いのだから行ってみようと誘ったのは私の方。
清々しく晴れた日曜日の朝一番に自宅からバスで向かいました。

大きな規模の市では全部のスタンドをじっくり見ることはせず、
歩いてみてちょっと良さそうと思ったところにだけ立ち寄ります。

▲「せっかく来たんだし」はNGワードにしていて、「どうしても欲しい!」が作動した時のみ検討しています

今回はあんまり欲しいものがなさそうだな と思った私とは対象的に、
レコードを売っているスタンドをあちこち夢中で見て回る夫。

レコードの物色を始めると長いので、同じようにご主人の買い物にお付き合いしている
ワンコと遊んで待ちました。

▲ソバージュヘアの子。まだ若くて、毛並みがトゥルトゥルしていました

▲セーターの子。暖かそう

蚤の市には犬を連れた人がたくさんいます。
結構な人混みなので心配にもなりますが、フランスの犬は割と
どこへでも家族と一緒に出かけるようです。

カフェはテラス席なら問題ないですし、 キャリーケースに入っていない犬が
慣れた様子でバスに乗っているのに遭遇したこともあります。

こういうところにも日本との習慣の違いを感じます。
秋の装いで来てしまったので、日陰でじっとしていると身体が冷えてしまいました。
途中見つけた素敵なお宅のドアを見て、
「帰ったらアップルパイを焼いて熱々の紅茶と食べよう!」と思ったのでした。

▲ アップルパイで頭がいっぱいに…

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ENYO  ソリアノ綾佳

http://laviedenyo.blogspot.fr/