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19.01.04
《スタッフ買い物帖》リネン生地で手帳カバーをつくる
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回はスタッフあおきが、ベルギーのリベコ社のリネン生地を使って手帳カバーをつくりました。
■新しい年のスケジュール帳
2019年のあたらしいスケジュール帳を購入し、なにか素敵なカバーはないかなと探していたのですが、気に入ったものが見つからず、自分で手づくりしてみることにしました。
私が毎年使っているスケジュール帳はB6サイズ。どんなカバーにしよう?
表側には刺繍をしたい。内側にはポケットも欲しいし、ペンホルダーもあったら便利だし…アイデアがどんどん浮かんできます。
■ぴったりな図案を見つけました
1年間使うものだから、表紙はとても重要です。シンプルかつ、愛着のもてるもの。そして、B6サイズにバランスのあう図案でなくてはいけません。
お気に入りの本を引っ張り出してきて、図案を探します。
樋口愉美子さんの書籍『樋口愉美子のステッチ12か月』(文化出版局)のクリスマスツリーはサイズもぴったり。タイトルはクリスマスツリーですが、赤1色で刺すシンプルな刺繍は一年通して飽きのこないものになりそう。
■生地をえらびます
次はハバーダッシェリーのお店で生地を探します。表側の生地はベッドリネン用としてつくられたというベーシックス。目が詰まっていて程よく張りがあるので、とても刺繍しやすい生地です。
ハバーダッシェリーでは昔から定番で取り扱っていて、私のお気に入りのリネンでもあります。カラーは無漂白のリネンの本来の色、エコダークに決めました。
■刺繍を刺します
12月をテーマにした図案は、鳥やお花や羊などかわいいモチーフがたくさん詰まっています。単色なのでかわいくなりすぎないところがいいし、糸を変える手間も少ないのでどんどん針が進みます。
刺繍が完成しました。チャコを落とすため、軽く水洗いしてから乾かしてアイロンで整えます。
刺繍がつぶれないよう、毛布などやわらかいものに刺繍部分を当ててアイロンすると刺繍がふっくらきれいに仕上がります。
■仕立てます
カバーの型紙は手帳のより少し大きめに、ポケットなどのパーツも準備します。
裏側にはアクセントになる、内側はリベコ社のリネン生地「モナコ」を。アクセントになるブラッドオレンジを選びました。
張りを出したいので、生地を裁断したら裏側に接着芯を貼っておきます。
カバーの内側には名刺やカード入れ、大きめのポケットも付けました。
表側と内側の布を中表に合わせたら、返し口を残してまわりを縫います。いつも使うペンに合わせたペンホルダーも。ひもやボタンループを付けたいときは、ここで一緒にはさみ込めばきれいにつきます。。
表に返し、返し口をまつり縫いで閉じたら完成です。
毎年スケジュール帳はシンプルな同じもの、使いやすくていいのですが、同じ見た目の手帳はどことなく寂しい気もしていました。今年ようやくカバーをつくってみましたが、手づくりのカバーは愛着も沸き、一年間大切に使えそうです。
また来年、再来年と、毎年の手帳カバーづくりを年末の楽しみにしたいです。
カテゴリ:リネンバードハバーダッシェリー, スタッフ買い物帖
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