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19.04.10

《つくり手ファイル》大切な時を共にするアクセサリー/yasuhide ono

各国を旅して集めた鉱物を使った、唯一無二のアクセサリーをつくる小野泰秀さんにお話を伺いました。4月12日(金)よりエンベロープオンラインショップで販売開始します。

■ アクセサリーと思い出す記憶

鉱物を使った、ひとつとして同じもののないyasuhide onoのアクセサリー。 記憶をたどって懐かしい場所へ、あるいはまだ知らないあこがれの土地へ…見つめていると、どこか遠くへ連れていってくれるよう。

(写真提供: yasuhide ono )

人それぞれの想像力をかきたて、昔から大切にしていた“お守り”のようにずっと身につけていたい気持ちになるのは、つくり手である小野泰秀さんの豊かな人生観が、アクセサリーに映っているからかもしれません。

アクセサリー制作を始める前は、ファッション業界でスタイリストのアシスタントをしていた小野さん。雑誌や広告の目まぐるしく早いサイクルが肌に合わず「心から自分がやりたいことは何なのか」と自問しつづけていました。

その後、思い立って仕事を辞め、オーストラリアへ。できることに挑戦しようと旅をしながら、当時興味のあった自然との共生や永続可能な農業・文化について学びました。

(写真提供: yasuhide ono )

一緒にオーストラリアを旅していた友人の帰国が近づいた頃、ファーマーズマーケットでヒッピーからミサンガを購入。友人との旅の記憶として、今も小野さんの手元に残っています。

「人のつくるものが誰かの大切な思い出となり、記憶として残る。そんなものづくりを自分もしたいと思い、現在のアクセサリー 制作に至ります」

(写真提供: yasuhide ono )

それから、鉱物やアンティークビーズなどの素材を探す世界放浪がはじまり、今でも製作の合間をぬって、自ら素材を仕入れるためにインドやネパールなど各国へと旅立ちます。

■ 好きなものに囲まれた「うつしき」という場

小野さんはしばらく東京でアクセサリー制作をしていましたが、せっかくなら自然に囲まれた環境で仕事がしたいと思うようになり、農家の祖父母が住んでいた福岡県宮若市に移住することに。そこには使われていない納屋や鶏舎が残っていました。

(写真提供: yasuhide ono )

「台風がきたら倒れてしまいそうなくらいボロボロでしたが、古くなったらなんでも壊す、捨てるという価値観に疑問があり、なにより建物自体に魅力を感じたため、ゆっくり時間をかけて改装することにしました」

(写真提供: yasuhide ono )

そうして、自然に囲まれたアトリエ「うつしき」が少しずつできあがりました。
今では、小野さんが尊敬するつくり手の作品や国内外から集めた古物が並ぶギャラリーとして、また訪れた人が過ごす空間として喫茶室が設けられています。

(写真提供: yasuhide ono )

好きなものに囲まれながら製作活動ができる「うつしき」は、小野さんにとって理想的な場となりました。
「自分の作品もそうですが、それぞれの生き方を通じて、様々な美意識や価値観を共有する人・物の出逢う場で在りたいと願っています」

(写真提供: yasuhide ono )

■ 身に着ける人の日常に寄り添って

自然の中にある「うつしき」で、食事や睡眠のように、一日の生活リズムの中で手を動かす小野さん。 家族と過ごす時間のように、 身に着ける人のことを想いながらアクセサリーをつくっています。

鉱物、金、銀、アンティークビーズ、蝋引き紐、麻や手紡ぎの綿糸などを用いて、豪華さや派手さを求めず、 身に着ける人の日常に寄り添うよう自然に仕上げられたアクセサリー。

「鉱物は同じ種類でもひとつとして同じものはないので、その中でも特段自分の魅かれる表情のものを選んでいます」
今回、エンベロープオンラインショップに用意してもらったものも、小野さんが旅の中で出合った鉱物でつくられたものばかりです。

yasuhide onoのアクセサリーは、4月12日(金)よりエンベロープオンラインショップでご紹介します。
不思議と「うつしき」の大らかな空気が感じられるような、ひとつひとつ表情のあるアクセサリー。これから皆様と大切な時を過ごし、思い出を共にすることを待っています。

(写真提供: yasuhide ono )

カテゴリ:エンベロープ, shed, つくり手ファイル

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