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22.11.28
「十二月の装身具展」参加作家を紹介します vol.01
日に日に空気が冷たくなり、身に纏うもののトーンも少しずつ重くなる12月。そんな冬に添えて8人の作家による「十二月の装身具展」を企画しました。12月1日(木)のスタートに先立ち、3回に渡って参加作家をご紹介します。第2回目、第3回目も合わせてご覧ください。
■冬らしく仕上げたガラスジュエリー/Chisato Muro
お一人目は、ガラスジュエリーを手掛けるChisato Muro。
muroさんはガラス制作を学び、吹きガラスのインストラクターとして就職。その後ジュエリーメイキングも学び、ガラスとメタルを組み合わせた現在のスタイルでものづくりをしています。
「ガラスの装飾品という一般的にはチープな印象を持たれがちな製品を、しっかり手を加え、ガラス部分・メタル部分両方をデザイン制作することで、ガラスジュエリーとして確立していけるよう日々頑張っています」
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十二月をテーマにした今展のために、muroさんが作品づくりで大切にしたのがガラスの表情。セーターやコートなど、ボリュームある装いに合わせることをイメージし、ガラス部分もこの時期らしい表情に仕上げ、存在感のあるリングやピアスたちをつくってくれました。
クリスマスカラーを思わせる鮮やかな作品も。このシーズンに限らず楽しめるジュエリーをご紹介します。
●十二月の装身具展でご紹介する作品
「Ornament - Clear」
名前の通りこのシーズンに似合う、ボリュームあるきらめくリング。ガラスの部分は、レンズ効果や底にテクスチャーを入れ、より輝きや揺れ感が出るよう仕掛けられています。この時期人気のシリーズです。
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「Silent Pearls」
冬のイメージにぴったりの、アイスブルーのガラスピースに7mmのパールを通したピアス。つけると立体的でコロンと小さなオブジェのように耳元を飾ります。
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>>作家インタビューはこちら 《つくり手ファイル》ガラスだからつくれる美しさ/Chisato Muro
■籐の冬の顔を楽しんで/itashiori
つづいてご紹介するのは、籐作家itashiori。
伸びやかな感性でかごや装身具を編む、いたさん。籐編みを続けるうちに植物そのものを掘り下げたいと考えるようになり、最近では草飾りや暮らしの道具など、籐にとどまらず様々な植物を編組しています。
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十二月のイメージについて「ぐっと空気が冷たくなるのと反対に、世の中の雰囲気はどこか浮足だつような不思議な華やかさがあるような気がします」という、いたさん。今回のテーマ「十二月」という時分を意識し、籐特有の繊細さと艶感を表現できるよう工夫したそうです。
「生の籐芯を敢えて天日に晒すことで籐の身をしめて艶を出し、色肌に深みを持たせました。編み目には極細の籐を重ね編みすることで、こっくりと重たい雰囲気に仕上げています。
籐の装身具は素材そのものに夏のイメージを持たれやすいですが、実は冬の装いにもしっくりくる万能選手。夏の爽やかな雰囲気とはまた違う、華やかさのある籐の冬の顔をお楽しみください」
●十二月の装身具展でご紹介する作品
「霧輪」
冬の寒い朝、霧に煙る空気に朝陽が差し込み光の輪ができるような、そんなイメージで制作されたブローチ。見た目に華やかな円形は、暗くなりがちな冬の装いをぱっと明るくしてくれます。
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「白雪の粒」
耳飾りもつくってもらいました。ころんとしたかたちが、雪の粒をモチーフに、雪に見立てたコットンパールを編み込んだ「白雪の粒」。もう一つが、こんがり焼き上がったお菓子のような「枝の菓」です。
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>>作家インタビューはこちら 《つくり手ファイル》野に咲く草花のように。/籐作家いたしおりさん
■冬のイメージで選んだ天然石/装身具LCF
エンベロープの12月といえば、一点物の鉱物を使った作品を手掛ける装身具LCF。今回の企画にも参加していただきました。
原石水晶シリーズに象徴される、一つとして同じものがない天然石に合わせてつくられるLCFのジュエリーには職人技が凝縮。どの面から見ると石が美しく見えるのか探りながらデザインを考え、その石だけのための銀枠をつくり、仕上げられています。
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今回は定番の原石水晶とともに、冬のイメージにあった白い石を用いたジュエリーなど唯一無二の作品が登場。天然石を主役に装飾はシンプルに。指元に優しく寄り添う作品をぜひご覧ください。
●十二月の装身具展でご紹介する作品
「天然石のブローチ」
モスアゲートやスネークスキンジャスパーなど存在感のある天然石で仕立てたブローチ。厚手のコートなどにも合わせられる、大ぶりなサイズです。暗くなりがちな冬の装いに身につけると、顔まわりがパッと華やかになるそんなブローチ楽しんでいただければと思います。
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カテゴリ:エンベロープ
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