イベント・ニュースや読みもの note
21.11.03
《スタッフ買い物帖》YARNのメリノウールウエアを着て、八ヶ岳へ
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回はニュージーランド旅行をきっかけにメリノウールウエアに魅了されたスタッフいしかわが、YARNを着て山に登ったお話です。
■メリノウールと言えば、山登り
私とメリノウールウエアの出合いは、2年前のニュージーランド旅行。
アウトドア大国とも呼ばれるニュージーランドの街中にはアウトドアショップがたくさん並んでいて、そこでメリノウールが機能性素材だと知りました。吸水性が高いのに汗冷えせず(※)、防臭性が高いのだそう。
※汗で濡れたウエアが身体に張りつき、体温を奪っていく現象のこと
「山登りには機能性の高い化学繊維を着るべき」という思い込みがあったけれど、ニュージーランドでは天然繊維を着て自然の中を歩くのが普通。そんなスタイルに憧れて、メリノウール製のアウトドアウエアをたくさん買い込んで帰国しました。
それ以降、メリノウールの服をいつかエンベロープでも……と長らくよいつくり手を探し続けて、2年後についに出合ったのがYARNのメリノウールウエア。日常着用として展開されてますが、アウトドアとしても着られるとYARN代表の下山さんから聞いて、それなら!と山登りに連れていってみることにしました。
その時に買ったのが、こちらの2枚です。
■実際に、登ってみました
今回登ったのは、北八ヶ岳に位置する標高2646mの天狗岳。10月でまだあたたかさの残る時期に、1泊2日で行ってきました。
1日目は元々持っていた長袖メリノウールウエアの下に、YARNのファンテイル・ショートスリーブを。同じ素材でも比べると、圧倒的にYARNの方が肌ざわりがなめらか。苔・植物観察をしながら3、4時間ほど登りましたが、伸縮性が高いのでとても動きやすく、じんわり汗をかいても冷えることはありませんでした。
そうして山小屋に泊まって、2日目。この日はヤーン+ハー・クルーネックを着て、天狗岳頂上に向かいます。前日着ていた元々持っていた方の長袖と比べると、少々厚手。けど、やはり肌ざわりは断然なめらか。暑くならないか心配をしつつ、急登の岩場をゆっくりとゆっくりと登りました。
そうして、なんとか登頂。放熱性があるからか暑くなり過ぎることはなく、快適に登りきることができました。頂上は気温5~6度でしたが、ウインドブレーカーを羽織れば心配していた汗冷えもありません。
結論としては、アウトドアウエアとしても問題なし!とにかく肌ざわりがなめらかで、よく伸びて、体温を適切に保ってくれるので、気分よく登れます。
もちろん季節やコース難易度に合わせて選ぶ必要はあります。いわゆるアウトドアウエアよりは少し厚手なので真夏にはちょっと暑いかもしれませんが、春や秋の山登りやハイキングにはぴったりだと思います。
■おまけ:普段はこう着てます
ここまで山登りシーンの話ばかりしてきましたが、基本的には日常着。特にヤーン+ハー・クルーネックは生地もしっかりとしていますし、秋の室内であれば1枚で過ごすのにぴったりです。冬になったらニットのインナーとして引き続き活躍してくれそう。
もちろん、家でのリラックス着としてもたびたび登場しています。シルクのようにすべすべの肌ざわりで、よく伸びるので、ソファで一日ごろごろしたりストレッチしたりする日も快適に過ごせます。
リラックス着としても、お出かけ着としても、アウトドアウエアとしても。YARNの活躍範囲の広さが伝わったでしょうか。その中でもやっぱりおすすめなのは、身体を動かしたい時。メリノウールウエアの機能性を、ぜひ体験してみてください。
-
《スタッフ買い物帖》上品さのある詰まった襟。やわらかな印象を引き出してくれるブラウス「セシィー」
-
《スタッフ買い物帖》ナイロンの静かな存在感も容量も、私たちにちょうどいいリュック
-
《スタッフ買い物帖》底つき感のない座り心地が魅力。スクエアシートクッション
-
《スタッフ買い物帖》いくつも欲しくなる、私たちのYOHEI NOGUCHIアクセサリー
-
《スタッフ買い物帖》わたしの二足目のAUTTAA
-
《スタッフ買い物帖》つくることと味わうことを楽しむ。友人との味噌づくり会