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17.11.17

《SHOP STAFF LESSON》オクシモロン秋の夜長のおつまみ

暮らしについておしゃれについて、ショップスタッフがレクチャーする連載「SHOP STAFF LESSON」。今回はオクシモロンのスタッフに、秋の夜長にぴったりな、ビールやワインにあうおつまみ2種を作ってもらいました。

■スパイスの香りでいっぱいのオクシモロンキッチンで…

今回の先生はオクシモロンのキッチンで働く寺島さん。キッチンに入ったとたん、ぐぅ、とお腹が鳴ってしまうほどスパイスの良い香りでいっぱい!そんなオクシモロンのキッチンで、秋の食材を使った、ちょっとつまめる美味しいものを教えてもらいました。

■柿と春菊のアチャール

アチャールは、簡単に言うと「インド版ピクルス」。野菜や果物の漬物のことです。夏はきゅうりとトマトでさっぱりと。今回は変り種で、柿と春菊を使ってみました。 使うのはどれも、秋~冬のスーパーですぐ手に入る食材たちです。

〈材料4人分〉
柿 1/2個
玉ねぎ 1/4個
春菊 3本
しょうが 1/2かけ
レモンの絞り汁 1/4個分
塩 小さじ1/2

〈動画はこちら〉

 

〈説明はこちら〉

火を通さず、素材をそのまま切って混ぜ合わせるだけ。
だからこそ、材料のポイントを少し…
①柿は固めを選ぶこと
②玉ねぎは水にさらさない
③春菊の固い茎部分は使わない

(1)玉ねぎの縦を半分に切ってから、薄切りにします。水にさらさないこと!

▲玉ねぎの辛味としゃきしゃき感を残すため、水にさらさないこと

(2)柿のしゃきしゃき食感を楽しみたいので、厚めの千切りに。

▲なるべく厚めに切って存在感を

(3)春菊は葉っぱの柔らかい部分だけを使うので、茎は切ってしまいます。
葉っぱ部分は4cmくらいの食べやすい長さに。

▲茎の部分はお浸しや、鍋、湯豆腐に…

(4)しょうがは細かい千切りにして。切った食材は全部、ボールの中に入れます。

▲食材を切る順番は自由。このボールの中で全部一緒になっちゃいます

(5)レモンを絞って塩を入れたら、手でざっくりと混ぜ合わせます。

▲力は込めずに、さくっと混ぜ合わせて

(6)器に盛り付けて完成!春菊の苦味、玉ねぎの辛味、柿の甘味が程よくマッチして、立派なおつまみサラダに。仕上げに、コショウやカイエンペッパー(一味唐辛子)を振ってアクセントにしても美味しいですよ。

▲さっぱりしていて、やみつきになります。その日のうちに食べ切ってくださいね

■さといものサブジ

サブジとは、野菜をスパイスで炒め煮にしたインド料理のひとつ。じゃがいもやオクラでつくることが多いサブジですが、秋らしく里芋を使って、作ってみました。今回は「スパイス揚げ」という感じで、揚げたてはカリッと、とてもスパイシーで食欲が増す一品に。

〈材料 4人前〉
さといも 500g(およそ8個)
サラダ油 100cc
クミンシード 小さじ1
★コリアンダーパウダー 小さじ2
★ターメリック 小さじ1
★ガラムマサラ 小さじ1
★クミンパウダー 小さじ1
★カイエンペッパー 小さじ1/2
★塩 小さじ1/2
(★をつけたスパイスは、ひとつのお皿にまとめておくと楽ですよ)

〈動画はこちら〉

〈説明はこちら〉

(1)さといもを皮ごと下茹で。串が刺さる少し固めの状態で引き上げて、皮をむき、一口大にカットします。

▲ここで茹ですぎてしまうと、後の作業(炒めながら水分を飛ばす)が大変に…さといもが崩れるやすくなります

(2)フライパンに、サラダ油とクミンシードを入れてから、弱めの中火をつけます。

▲火をつける前に、サラダ油とクミンシードを

(3)クミンシードからぷちぷちと泡が出てきたら、一気に★のスパイスを投入!
スパイスが全体になじんでぐつぐつ煮立ってきたら、さといもを入れ、フライパンに満遍なく広げます。

▲油はねに気をつけて!さといもで温度が下がるけれど、すぐに持ち直します

(4)焦げないように、たま~にひっくり返して。さといもは崩れやすいので、さわりすぎないこと。

▲菜箸で、底からめくるように様子を伺います。表面のカリッと感もチェック

(5)さといもを入れてからだいたい7分くらい。色もしっかり、まわりもカリッとしてきたら完成。

▲だいぶ色が濃くなりました。もう崩れる心配もありません

(6)盛り付けたら、フライパンに残ったスパイスたっぷりの油を少しのせて。パクチーを添えてみても◎ビールにぴったりなおつまみの完成です。

▲あつあつが一番。でも濃い目の味付けだから、冷めても美味しいです。お弁当に入れても!

カテゴリ:オクシモロン, Shop staff lesson

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