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18.04.08
《SHOP訪問》二子玉川shed/田澤祐介 木工展
■木工家・田澤祐介さんの展示がはじまりました
木工家・田澤祐介さんによる展示が二子玉川shedにてスタートしました。家具作りから身の回りの小さなものまで、ご自身で作られる田澤さん。今回の展示に使用している花器や、棚・テーブルも、田澤さんの作品です。
■小さな茶室のある空間
外からも目を引くのが、shedの中にある四角く仕切られた“空間”。
その空間とは、2畳ほどの小さな茶室!もちろん、こちらも田澤さんの作品です。
田澤さんの作品に腰掛けながら、田澤さんの器で、お抹茶と和菓子をお召し上がりいただけます。
■田澤祐介さんの作品を少し、お見せします
木工作品というと、なんとなく、ぽってり厚ぼったく、ほっこりしたイメージがありますが、田澤さんの作品はミニマルでシャープ。いわゆる木工作品のイメージとは離れた、その静かな美しさは田澤さんにしか作ることのできないものです。
和菓子をのせるのにぴったりな敷板は3種類。まるで金属のように見えますが、もちろん木でできています。蒔地漆仕上げで、持ってみるとその薄さと軽さに驚きます。
店内で和菓子をお召し上がりの方には、こちらの敷板を使って提供しています。
家で和菓子を食べるとき、やっぱり欲しいなと思うのが、菓子切(かしきり)。長いもの、短いものの2種類ご用意しています。
こちらは、横長の平たい器「隅切一文字盆」の裏側。細かい雨が降っているようなイメージで「細雨彫」と名付けられています。
柄杓のような形のコーヒーメジャー。柄が長いものと、コンパクトな小さいものがあります。
白漆を塗って、研ぎ出して。下の地の色が透けています。
お酒がお好きな方には嬉しい、片口とお猪口。木でできているとは思えない容姿ですが、持ってみると軽く、びっくりするほど薄くて繊細。
田澤さんの作品の中で目を引くのはやはりこの青い器たち。
白漆を薄く塗り、製作過程で日光に当てることで、このグレーがかったきれいな青色に変わるのだそう。
他にも、お盆や、花器、お重、マスキングテープカッターなど、さまざまな作品をご用意しています。
■4月15日(日)まで開催
「田澤祐介 木工展」は4月15日(日)17:00まで。田澤さんは、8(日)14(土)15(日)に在廊してくださいます。
この展示のために作られた特別な和菓子を毎日ご用意していますので、気持ちのよい春のshedで、ぜひお召し上がりいただければと思います。
つくり手ファイルはこちら:木工家田澤祐介さん、和菓子職人長沼輪多さん
2018年4月6日(金)から 4月15日 (日)
11:00~19:00(最終日は17:00まで)
shed(東急田園都市線、大井町線二子玉川駅から徒歩3分)
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