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22.06.29

《あの人のベッドリネン》仲良くなれそうな予感。爽やかな寝室になじむ、ピンストライプのリネン 

リネンのある暮らしを楽しむ素敵なお家にうかがって、寝室づくりやインテリアのお話を聞かせてもらう「あの人のベッドリネン」。今回お邪魔したのはソーイング教室を主宰する 井田さん(@and_laetoli)のお宅。LIBECOの生地で様々なものをつくってくださっている井田さんですが、ベッドリネンははじめて。気になる使い心地を聞きました。

■取り入れたくなる、さりげない布づかい

「この家で暮らしはじめた頃だから、13年くらい前でしょうか。おそらくリネンバードのお店の方に教えてもらって知りました」

LIBECOを知ったきっかけについてそう話す井田さん。自宅でソーイング教室の先生をしているので、リネンバードにも機会あるごとに足を運んでくださっています。

▲はじめましての緊張をすぐに解きほぐしてくださった朗らかな井田さん。インスタグラムから感じられる和やかな雰囲気そのままでした

おうちにはリネンでつくられたアイテムがあちこちに。布好きであることが伝わってきました。真似したくなるその布使いをいくつかご紹介します。

愛犬ひまわりちゃんのお気に入りクッション。こちらのカバーはイギリスのプリント生地。ブルーを基調にした色味に合わせて、裏側にはブルーグレーの生地が使われていました。色合わせが楽しめるのは手づくりならでは。

おやつを用意してくださり(チーズケーキと甘酒のパンナコッタ!どちらもおいしかったです)、「どれにしますか」とかごいっぱいのカトラリーレストから選ばせてくれました。

ということで私が選んだのは、ブルーベリーソースに合わせてLIBECOのボルドーカラーの生地でつくられたマット。遊び心を感じる楽しいおもてなしでした。

チェストの上にさりげなく敷かれていたランナーは、リネンのトーションファブリック。短辺側のみ縫製すればよいので初心者でも取り入れやすいアイデアです。

刺しゅう入りのヴィンテージクロスも「そういえばこれもリネンバードで出合った布ですね」。大判なのでテーブルにかけてもいいし、こんな風に目隠しにも使えます。

■爽やかなインテリアになじむ、ストライプのベッドリネン

ご家族の寝室はワンフロアで広々としていました。南側に2か所窓を配し、気持ちいい光が入ります。

「子供が大きくなったらそれぞれの場所を区切る予定だったのですが、結局そのままにしています」とのことですが、間仕切りがないので解放感があって明るい雰囲気です。

「香りのものが好きなんです」とおっしゃる通り、ベッドサイドにはリラックスアイテムが充実。ドライのラベンダー、エッセンシャルオイル、お香のように使う香木は寝つきが悪いときのレスキューアイテムです。

(ちらりとしか写ってませんが)手づくりのアイピローもありました。中に小豆とラベンダーが入っていてあたためて使うそう。

ご家族みんなが過ごしやすいようにすっきりと設えられていて、カーテンや小物などところどころにブルーやラベンダーカラーが使われている寝室。

スムーズに眠りに就けそうな落ち着いた雰囲気に合わせて、私たちがご提案したベッドリネンはネイビー×アイボリーの「ワークショップストライプ」です。

ストライプといってもコントラストが強くなくて、霞がかって趣のあるワークショップストライプ。ピンストライプなので遠目には無地に見えて、ずっと無地を使ってきた方も取り入れやすいアイテムです。

井田さんもこれまで無地のベッドリネンを使ってきたので雰囲気をかえられたらと、いくつかの候補からこちらをチョイス。グレイッシュなネイビーと柔らかなアイボリーは、すっきりと爽やかなインテリアに自然になじんでいました。

シーツはオーガニックリネンでつくられたヘリテージです。

ヘリテージは3色展開なのですが、ワークショップストライプのイメージに合わせてアッシュを。くすみのあるグレーは、滲んだインクのような色味のデュベカバーとピローケースとマッチします。

LIBECOのベッドリネンははじめての井田さん。使い心地はどうでしょうか。

「実は最初は硬さがあって他人のようにぎこちなくて……だから何度か洗濯してみたんです。そうしたら、なじんで肌触りがよく快適になりました。他のブランドのリネンも使っていますがLIBECOは艶感が違いますね」

リネン製品は個体差がありますが使い始めはハリがあって硬さを感じるものも。でも使っていくうちにくったりとなじんでいきます。

私たちはよく「LIBECOのリネンは洗濯をしても残念な感じにならない」と話しているのですが、最初より使って洗ってを繰り返したあとのほうがむしろよさが活きてきます。井田さんも「仲良くなれそうです!」と気に入ってくださったようで、安心しました。

■つくる楽しさが味わえる、ソーイングレッスン

最後に気になるレッスンスペースも見せてもらいました。

子供のころの人形の服づくりからはじまり、学生時代は服飾デザインを学んだ井田さん。社会人になってからも洋裁学校に通ったり、先生に就いて北欧の織物を習うなど学びつづけてきました。

レッスンでつくるのは洋服やエプロンから、ポーチやがま口などの小物までさまざま。自分仕様にアレンジできて、愛着がより感じられるハンドメイドの楽しさが体験できます。

お庭の景色を眺めながらソーイングを楽しめるレッスンスペースには、リネンバードの生地でつくられたアイテムも並んでいました。

▲表布がリバティプリント、裏布が黄色のリネンのがま口。開ける度に嬉しくなるきれいな配色です
▲卒入学式のためにつくったジャケットとワンピース。手づくりなら他の人と被らず、いつもの自分らしくセレモニーにのぞめます
▲刺繍を施したリボンがポイントのシックなポーチ。「このリネンが好きでポーチだけでなくワンピースもつくりました」

後日いただいたメッセージで、「今回取材を受けてあらためてリネンバードさんの大ファンなんだと気づきました」とおっしゃてくださった井田さん。

ご家族との日々の暮らしを大切にされているおうちの中で、ソーイングのリネンもインテリアのリネンも寄り添うようになじんでいました。

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:あの人のベッドリネン, リネンバード, TLB HOME

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