イベント・ニュースや読みもの note

23.01.25

《あの人のベッドリネン》ニュアンスカラーが彩る、心やすらぐ寝室

リネンのある暮らしを楽しむ素敵なお家にうかがって、寝室づくりやインテリアのお話を聞かせてもらう「あの人のベッドリネン」。今回ご紹介するのはニュアンスカラーでコーディネートされた、西原さん(@n____violet)の寝室です。

■あたたかさと明るさに包まれる寝室

西原さんが暮らすのは、3年半ほど前に建てた一軒家。夫と6歳の娘さんと3人家族です。

外とのつながりが感じられながら、視線が気にならない西原さんのお宅。中庭に面した地窓からおだやかな光を取りいれたLDK、そこからつづく階段をのぼると、ご家族の寝室がありました。

南北両方からの明かりが注ぐベッドルームは、階下よりさらに開放的。冬はエアコンに頼らなくてもあたたかく過ごせるそうです。

家全体に一体感がある西原家。ベッドルームからはこの家の象徴の一つ、傾斜した壁面がちらりと見えます。

ここを少しブルーがかった白にしようと決定したときに、インテリア全体の方向性が定まったのだそう。ベッドルームのカーテンやリネン類もニュアンスカラーでコーディネートし、柔らかな雰囲気です。

▲セージ色のカーテンはテラスに面した小窓に。右手の開口部から、涼し気な白で彩られた傾斜した壁面が見えます

セージ色のカーテンはリネンバードでオーダーされたもの。

「寝室だから落ち着いた色がよかったのですが、リネンそのままのベージュはちょっとつまらないかなと思って。色に惹かれて決めました。

グリーンがかったグレーベージュが好きみたいで、こういう色をよく選ぶんです」

▲見上げると、空だけがトリミングされる寝室横のテラスも特徴の一つ。こちらはジェームズ・タレルが好きな夫のリクエストによるもの

■家族みんなが快適に眠れるように

寝室では2つのベッドをつなげて、川の字で寝ているそうです。

真ん中で眠る娘さんがつなぎ目が気にならないよう、ベッド2つ分を覆うパッドを敷き、その上にフィッテッドシーツを掛けています。

お使いいただいているのはLIBECOのクラシックスシリーズのフィッテッドシーツ。お子さんも気に入ったようで「素敵!可愛いシーツがきたって頬ずりしてました」と嬉しい感想をいただきました。

一方、掛け布団はシングルとセミダブルの2枚。こちらも3人が快適に眠れるように考えられた組み合わせです。

写真奥はオーストラリアから取り寄せたリネンブランドのデュベカバー、写真手前が夏からお使いいただいているLIBECOのデュベカバー「シスコ」です。

ピローケースはシスコには揃えで、もう一方には以前からご使用のLIBECOヘリテージシリーズのアッシュカラーを合わせています。

枕元にはカンタキルトのクッションが並べられていて、海外の寝室のような設えでした。

▲全て同じシリーズでまとめるのではなく、様々な要素を調和させたインテリアは楽しさと発見がありました

寝具はリネン派、その中でもLIBECOは特別なのだそう。

「色々と使ってきましたが、LIBECOはよいですね。ピローケースは3年ほど経ちますが、同じくらい使っているものと比べるとしっかりしています。

夏から使っているデュベカバーは、洗ってなじんできたらやっぱり同じリネンでも違うなと感じます。しっかりと厚みがあって、身体に触れた時に安心感がありますね」

ところで、今回はじめてLIBECOのデュベカバーを使うにあたって、あれ?と思ったことがあったそう。それはずれ防止の紐やループがないこと。

布団とリネンの摩擦によってずれが生じにくいためつけられていないのですが、かさばらずに収納できるつるりとした質感の薄い掛け布団をお使いのためどうしても動いてしまうそう。解消するためにご自分で四隅に紐をつけたそうです。

▲布団の入れ口の仕様も新鮮だったそう。このようにカバーの内側に折り込んだり、マットレスに巻き込むのですが、瓶の口のような形状は確かに独特かもしれません

■質感に惹かれて選んだ、白のリネン

1階のカーテンも見せていただきました。

視線を遮りながら、ほどよく光を取り入れるために選ばれたのがストーンウォッシュ加工のリネン生地。ひだを寄せずすっきりとしたプレーンスタイルが、インテリアの雰囲気にぴったりでした。

裾の始末は三つ折りではなく、軽やかなウエイトロック。こちらもすっきりした空間になじみます。

洗面スペースの白いリネンのカーテンは、空間を明るく見せる効果も。

雰囲気に大きく作用する、掃き出し窓のカーテン。素材の質感が感じられるということからLIBECOを選んでくださったそうです。

家づくりにあたって独立した子供部屋は設けず、シームレスなつながりを感じさせる西原家。室内には、つくることが好きなお子さんの作品やおもちゃがインテリアとしてなじんでいました。

▲お子さんがつくったリースや描いてもらった絵など、お子さんにまつわるものをディスプレイ

そしておままごと用のキッチンには、可愛らしいキッチンクロスが。お子さんのためにカーテンのはぎれでつくったそうで、ループにはベッドリネンのラッピングリボンを活用。

小さなリネンのある暮らしといった感じで、心温まるリメイクでした。

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:あの人のベッドリネン, リネンバード, TLB HOME

「あの人のベッドリネン」バックナンバー
最近の記事
Top