イベント・ニュースや読みもの note

18.05.25

《つくり手ファイル》五感を研ぎ澄まし、花を束ねる/守屋百合香さん

初夏のshedでブーケづくりのワークショップを行います。教えてくれるのは、フラワースタイリストの守屋百合香さん。守屋さんがつくるのは光や風、影を感じさせる表情豊かな花束。1本1本の花の美しさを生かしながら、仕立てていきます。

■パリで学ぶ、ポエジーを大事にした花づくり

現在、日本とフランスを行き来しながらお花にまつわる仕事をしている守屋さん。日本でパリスタイルの花を学んだのちフランスに渡り、フローリストのもとでの研修やインテリアショップでの勤務を経て独立しました。

▲雑誌や書籍のスタイリング、空間装花、ワークショップを手掛ける守屋さん。レッスンではフランス映画をテーマにしたユニークな試みも。お花をきっかけに、自分で感じて選ぶ力を引き出してくれます

「もともとフランスの映画や文学が好きだったんです。人間のひきこもごもや、人生の光と影とか全てひっくるめて美しいという考え方に惹かれて。

お花もそうなんですよ。日本語でいうと少しかっこつけた感じになってしまうんですけど、“ポエジー”に重きを置いて、花の持つ陰影や表情の豊かさを大事にしながらつくっていくんです」(守屋さん)

▲お話を聞いたのは定期的にイベントを開催しているアトリエ空間。華やかな花、野の花が調和していい香りに包まれていました

■日常的にお花を取り入れて

守屋さんがフランスでよく目にするのは、特別な日だけでなく日常的に花を買う人たちの姿。「花のある暮らし」が、根付いているようです。

「週2,3回開かれる屋外マルシェでは、みなさん食料品と同じようにお花を買っていきますね。

お気に入りのお花屋さんがいくつかあるようで、その中にカジュアルな店もあれば、ハイクラスな店もあり使い分けている感じです」

▲守屋さんの写真より、作品やパリで見た風景

「むこうで花を学んでいた時も、みんな何かしらこだわりをもっていて、これきれいかな?って聞くと“なんで聞くの?自分でどう思うの?”って言われるんですよ。

お花だけでなく、他の人と同じものではなく誰かから受け継いだものや自分にとってストーリーがあるものを大事にする人が多いですね。自分で感じて選ぶ目が養われるのかもしれません」

■「香りを束ねる」ワークショップ

※写真のブーケはイメージです

6月のワークショップは、オーガニックコスメセラピストのi mirisiさんによるルームスプレーづくりとともに行われます。

「i mirisiさんとのワークショップなので、“香りを束ねる”をテーマにしました。6月はハーブがいきいきとしている時期。ハーブを中心に、実ものや香りのいい花を取り混ぜてブーケをつくります。

もちろん技術的なことはお伝えしますが、かたちを整えることだけでなく、花を見て触れて、香りに癒される、そんな時間を過ごしてもらえたらと思っています」

お花をもっと身近に、楽しめるきかっけになりそうなワークショップ。フラワーレッスンが初めてという方も、お気軽にご参加ください。

●MAISON LOU paris × i mirisi ワークショップ「ブーケと香り」
2018年6月10日(日)
shed(東急田園都市線・大井町線二子玉川駅より徒歩3分)
>>ワークショップの詳細・お申込みはこちらをご覧ください。

カテゴリ:shed, つくり手ファイル

「つくり手ファイル」バックナンバー
Top