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2020.07.10

《きがるにソーイング》直線縫いだけで完成!ピローケースづくり

初心者の方にも手づくりを楽しんでもらうために。新連載「きがるにソーイング」がスタート。リネンバードハバーダッシェリースタッフに教えてもらった、複雑なパターンやテクニックなしでもつくれる簡単な手芸をお届けします。第1回目は「ピローケース」です。

■リネンバードの生地をつかって

つくる楽しさと「リネンのある暮らし」を提案する リネンバードハバーダッシェリー 。上質なリネン生地をはじめとして手芸のためのたくさんの材料、道具、パターンなどが揃っています。

東京・二子玉川と大阪・北浜にあるリネンバードのお店には、裁縫や編みものに詳しいスタッフがいるので「このデザインにはどんな生地が合うかな」、「どれくらいの糸が必要かな」などお悩みのときは気軽にご相談くださいね。

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▲二子玉川のお店

《きがるにソーイング》は、そんなリネンバードの材料を使って、スタッフおすすめの生地やつくり方のコツをご紹介します。

手芸は苦手、と思っている方でも大丈夫。長く愛せる上質な生地をつかって、自分だけのお気に入りをつくってみませんか。

■ 《生地選び》肌触りが大事。さらりとしたものやソフトなものを

今回ご紹介するのはピローケースのつくり方。 素肌に直接触れるものだから、心地よいさらりとした生地や、ソフトな生地が向いています。

通年使用には中肉程度の厚みがあるとよいですが、とらわれすぎずに季節や気分でお好みのものを選びましょう。

今回はチェックが爽やかな「LIBECOマドラスチェック」のイエローと、通年使える定番生地「パナレア」のオイスターを選びました。チェックは柄が縦横に入っているので裁断もしやすく、初心者の方におすすめ。

▲(左)LIBECOマドラスチェックと(右) パナレアを選びました

他にも、「サリナ」、「ベーシックス」、「モナコ」、「ヘリテージ」などもピローケースに向いています。

▲「サリナ」スカイ

■《用尺》縦+縫い代+縮み分=必要な長さ

生地が決まったら、必要な生地量を計算します。

《今回の場合》150cm幅×50cm使用(縦43cm×横63cmの枕用)

リネンで気をつけたいのが、生地の縮み。生地の下準備である「地直し」の工程で購入時よりも生地が縮むので、ある程度余裕を持って購入しましょう。

生地の商品ページには縮み分量の目安を記載していますので、お買い物の参考にしてください。

今回は一般的なサイズの縦43cm×横63cmの枕用としてつくります。横を生地幅いっぱいでとることにしたので、 「縦+縫い代+縮み分」が必要な長さ。

生地幅は地直し後の状態で140cm以上必要なので、それ以下の生地幅の場合は幅で縦をとるか、後述の別のデザインを参考にしてください。

縦(43cm)+縫い代(上下1cmずつ計2cm)=45cmなので、5%程度縮むことを見越し50cmカットしてもらいました。

■ 《下準備》生地のゆがみを正す「地直し」をする

縫いものの下準備の基本は、 曲がった布目を正しく直す 「地直し」という工程。地直しによって布が本来の位置に戻り、それ以降お洗濯をしても大きな形崩れや縮みが起きにくくなります。

今回のようなリネンの場合は、生地を数時間水につけ軽く脱水をして干し、半乾きの状態でアイロンがけします。これを「水通し」といいます。

▲水に浸けます
▲軽く干します

半乾きでアイロンをかけることで布目も整いやすく、しわもとりやすくなります。アイロンは無造作になでるようにかけるのではなく、布の目に沿うことを意識して縦横に押さえるようにかけましょう。

詳しくはこちらもご覧ください。

▲縦、横、を意識しながら押さえるように

■ 《つくり方》直線縫いとアイロンで完成

地直しが終われば、次はさっそく裁断と縫製に入りましょう。

《必要なもの》布、ミシン、アイロン、定規、はさみ、目打ち、印付け用のチャコまたはチャコペン、まち針
《あるといいもの 》ロックミシン

1.裁断
今回のように簡単なパターンの場合は、直接布に書いて裁断する方法が楽です。また、チェック生地なら柄に沿って簡単に直線の裁断ができるので、縫いものが初めての方にもおすすめです。

▲柄に沿ってカット

43×63のサイズの場合のパターンはこちら。

※ 今回は150cm幅が140㎝程度に縮むことを見越しています。 生地の縮み分によって「重なり部分」の分量は変わるので、地直し後の生地が140cm以上の幅になれば 「重なり部分」がその分長くなります。

2.入れ口を縫う
枕を入れる口になる生地の左端と右端を1cmずつの3つ折りにして、ミシンでステッチをかけます。

3.上下を縫う
生地を中表にして「まえ」と「うしろ」の境い目で折り、上下の端1cmのところですべての布を一緒に縫います。

4.3で縫った部分の端始末をする
3で縫った部分の布端をロックミシンがあればロックを、無ければジグザグミシンなどをかけ、端がほつれないよう始末します。

▲上下を縫って、ロックミシンをかけたところ

5.縫い代にアイロンをかける
ロックをかけた縫い代部分が前側にくるようにアイロンをかけます。これにより表に返したときに角や端がきれいに出やすくなります。

▲縫代が前側に来るようにアイロンをかけます

6.表に返す
表に返して目打ちで角を出します。

▲目打ちは縫い目から入れて少しずつ角を出します

7.完成!
これで終わり。枕を入れてあっという間に完成です!


重なり部分をボタンで留めたり、後ろの重ね合わせの位置を横端ぎりぎりに移動させて、端にリボンをつけてリボンで結んだり。生地やお部屋のイメージに合わせてアレンジしてみてくださいね。

▲貝ボタンをつけたり、重なりの位置をずらしたり
▲ボタンホールの代わりにゴムを端につければ簡単

■≪生地幅が短いときに≫別のつくり方

今回は後ろで重なる部分ができるデザインでつくりましたが、 地直し後の生地幅が140cm以下になる場合や、もっと楽につくりたい!という場合におすすめの方法もご紹介します。

《生地用尺》幅86cm以上×88cm(※水通し後の用尺です)

こちらは筒状の袋が出来上がるデザイン。 折り込み部分になる20~25cm程度を横幅に足して、上下どちらかをわにして折って縫います。

前後ろが無いので、どちらを表にしても使えるピローケースが出来上がります。

パターンと縫製方法はこちら↓

この記事で紹介したアイテム

カテゴリ:リネンバードハバーダッシェリー, きがるにソーイング

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