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17.12.13
《スタッフ買い物帖》ふっくらやわらか、ソックヤーン
私たちが愛用するアイテムをご紹介する「スタッフ買い物帖」。今回はスタッフかしわくらがソックヤーン「アレグリア」について綴ります。
■ソックヤーンの中で群を抜いたふっくら感!
ソックヤーンは靴下を編むためにつくられた糸。ほとんどが防縮加工がしてあり、強度を増すために化繊がミックスされています。ソックスニッティングが人気のいま、いろいろなソックヤーンが手に入るようになりました。
私もいくつかソックヤーンを編んでいますが、「アレグリア」のふっくらとした柔らかさは群を抜いていると思います。
はじめて編んだのは、ムーリットで働きはじめてすぐのこと。スタンダードリブソックスのパターンでした。
完成品を履いてみて、ちょっと感動しました。
ああ、手編みの靴下ってこんなにやさしい履き心地なんだ・・・
その履き心地と手触りを体験してから、自分用にも「アレグリア」の靴下を編むようになりました。
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▲お店のサンプル用に編んだアレグリアのソックスたち。カラフルな色は編んでいるだけでテンションがあがります
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▲こちらは自分用に編んだもの。ブーツと同色がうれしくて選んだトパーズ色を、サイドレースソックスのパターンで
■落ち着いたソリッドカラーがお気に入り
「アレグリア」の魅力のひとつが、手染めによる美しい色合いです。
多色づかいのスペースダイも、目の覚めるような鮮やかカラーも素敵ですが、わたしの好みは落ち着いた単色。
実際に編んでみると、手染めによる色ムラがいい味になってくれるところも気に入っています。
0号~2号くらいの竹串みたいな細い針で編み詰めていくのは気が遠くなりそうですが、1ペアが糸1かせでできると思えば気も楽に。
完成したソックスは、履いては洗い、を繰り返しいちばん古いものは4年が経ちますがまだまだ現役。とても丈夫な素材です。
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▲左から古い順に。グレーのものは2年前、デザイナーが試し編みしたものを譲ってもらいました。ちなみに下に敷いたブランケットは、赤ちゃんのころ曾祖母が編んでくれた「おくるみ」。毎冬使っています
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▲お洗濯はユーカランでつけ置き洗い。すっきりとした香りのユーカリを使っています
■靴下にショール、編みたいリストが増えています
ちょうど今、あたらしい靴下を編んでいるところです。何度も編んでいるスタンダードリブソックス。
単調なリブ編み部分も、音楽を聴いたりDVDを観ながら編めば意外とすぐ。いい気分転換になります。
肌触りのよさを活かして次はショール、レース模様の靴下、それともついにタイツに挑戦しようか…
この先も「アレグリア」編みたいものリストはどんどん長くなりそうです。
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▲何度編んでもたのしいボッブルエッジスカーフのパターン。アレグリア1かせで完成します
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▲糸玉の定位置、本棚でスタンバイ中のアレグリアたち。はやく編みたい!
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